性格の正反対なロサンゼルス市警の刑事二人が、型破りな捜査で事件を解決していくアクション映画シリーズのTVドラマ版『リーサル・ウェポン』。主人公コンビの一人、マーティン・リッグス役のクレイン・クロフォードの態度が原因で、同作シーズン3への更新が危ういことはお伝えしたばかり。その報道に対して、クレインが自身のInstagramにコメントを掲載した。米Deadlineが報じている。
「確かに、『リーサル・ウェポン』撮影中に2度、叱責されました。最初の時は、ゲスト監督とアシスタント監督の元で、安心して良い仕事ができないような状況だったので、感情をあらわにしてしまいました。そのせいで彼らを怒らせてしまったのです」と、最初のきっかけから説明し始めたクレイン。その後、謝罪をし、治療としてのセラピーを受けた上、ギャラの多くを、迷惑をかけた製作スタジオの部署に渡したことも明らかにした。
2度目の叱責を招いたのは、自身が監督を担ったエピソード。あるキャストにりゅう散弾の破片が当たり、監督である自分が安全に気を配らなければならない立場だったため、責任を感じてスタッフに怒りをぶつけてしまったという。
「キャスト、スタッフを尊敬しており、大事に思っているので、故意に作品を潰してみんなに迷惑をかけるようなことは絶対にしません。私は映画やテレビドラマの制作が大好きで、関係者全員の素晴らしい働きに本当に感謝しています。この仕事にはチームワークが不可欠ですし、良い作品を作りたいという私の情熱のせいで関係者に不快な思いをさせてしまっていたとしたら、本当に申し訳ないと思います。さらに、今回の報道により本作にネガティブな印象を植え付けてしまったことに対しても、スタッフとキャストに謝罪します。敬意と思いやりを持って周りの人に接するようにします。この仕事に感謝していますし、一生懸命自分の役を演じています。共演者や、家族、地元、そして何よりもファンの皆さんのために良い作品を作ります。私の演じるリッグスと、この作品が支持され続けるよう願っています」
報道にあったことを事実として認め、すぐに謝罪したクレイン。今後、その謝罪により同作の更新がどうなるのか注目だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『リーサル・ウェポン』クレイン・クロフォード
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