『ジェシカ・ジョーンズ』の悪役俳優、『ハンニバル』でレクター博士を演じるはずだった!?

アメリカの小説家、トマス・ハリスのベストセラー小説にインスパイアされたサイコスリラードラマ『ハンニバル』。マーベルコミックスのヒロインの活躍を描くNetflixのドラマ『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』の悪役キルグレイブ役で知られるデヴィッド・テナントが、もう少しでハンニバルを演じるところだったと明かしている。英Digital Spyが報じた。

インタビューに答えたデヴィッドは、「(『ハンニバル』のクリエイター)ブライアン・フラーに何度か会って、出演について話し合ったことがある」とコメント。しかし結局、彼がハンニバルを演じることはなく、食人鬼役はデンマーク出身のマッツ・ミケルセンへ。そのことについて、「マッツを選んだ彼らの選択は正しかったし、ハンニバル役に完璧なチョイスだった。彼のハンニバルは僕ではこなせないようなことを成し遂げていて、演じるべき俳優が役を得たと思う」と述べている。

2015年に本シリーズはシーズン3で打ち切られてしまったが、復活を望む熱心なファンの声が多く続編製作の噂がかねてよりささやかれている。シーズン4についてフラーは、「(製作総指揮の)マーサ・デ・ラウレンティスと前向きに話をした」と語っていたことがある。

イギリス出身のデヴィッドは、英長寿SFアドベンチャードラマ『ドクター・フー』で10代目ドクターを演じたほか、クライムサスペンスドラマ『ブロードチャーチ ~殺意の町~』ではアレック・ハーディ刑事役で主演。『エスケープ・アーティスト 無罪請負人』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』といった映画にも出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジェシカ・ジョーンズ』
(C)David Giesbrecht/Netflix