米DCエンターテインメントが今年立ち上げる動画配信サービス「DC Universe」に向けて、コミック「スワンプシング」を原作とする実写ドラマシリーズ企画が動いていることを、米Hollywood Reporterなど複数メディアが報じた。
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1970年代に誕生し、数々の作家が手掛けてきた原作コミックは、1982年に『怪人スワンプ・シング/影のヒーロー』(監督:ウェス・クレイヴン)として映画化。1989年には続編『怪人スワンプシング』(監督:ジム・ウィノースキー)が作られた。また、1990年からは、米USA局が実写TVシリーズを3シーズン制作している。日本では、アラン・ムーア作の「スワンプシング」翻訳版が小学館集英社プロダクションから刊行された。
今回のドラマシリーズは、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の研究者アビー・アーケインが主人公。沼地を媒介とする危険なウィルスを調査するため、子ども時代の故郷ルイジアナ州ホーマの家を再び訪れたアビーは、科学者アレック・ホランドと意外な絆を結ぶが、悲劇的な別れを経験する。そんな折、沼地の秘密を利用しようとする強大な勢力がホーマに降り立つことに。アビーは沼地に秘められた恐ろしくも驚異的な謎を解き明かし、一生に一度の恋は失われていないことを悟る、というストーリーだ。
脚本を執筆し、ショーランナーを務めるのは、マーク・ヴァーヘイデン(『フォーリング スカイズ』『Marvel デアデビル』)とゲイリー・ドーベルマン(『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』)。製作総指揮には、今年12月に全米公開されるDCコミックのスーパーヒーロー映画『Aquaman(原題)』で監督を務めるジェームズ・ワン(『ソウ』シリーズ、『MACGYVER/マクガイバー』)も名を連ねる。
「スワンプシング」ドラマシリーズ版は2019年に配信予定。DC Universeではほかにも、スーパーマンの前章ドラマとなる『Metropolis(原題)』、グレッグ・バーランティ製作総指揮の『Titans(原題)』、アニメシリーズ『Harley Quinn(原題)』『Young Justice: Outsiders(原題)』などのラインナップが予定されている。(海外ドラマNAVI)
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Photo:ジェームズ・ワン
(C) AVTA/FAMOUS