アクションファンタジードラマ『シャドウハンター』シーズン3で打ち切りが決定

カサンドラ・クレアのベストセラー小説「シャドウハンター 骨の街」が原作のアクションファンタジードラマ『シャドウハンター:The Mortal Instruments』がシーズン3で打ち切りとなることがわかった。米Hollywood Reporterが報じた。

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シーズン3は今年3月からNetflixにて配信(本国アメリカでは米Freeformにて放送)が始まり、5月16日に第10話が配信されると放送休止期間に突入した。元より予定されていた後半10話分に加え、シリーズファイナルを飾るための2時間の特別版が来年春に放送されるという。

関係者の情報によれば、本作を製作していたConstantinはNetflixから高額な製作費の支援をしてもらっていたが、このほどその契約を失ったのだという。Constantinは不足分をFreeformに補ってもらおうと資金提供を求めたが、結果的にシリーズ継続は断念することになってしまったようだ。

現地時間の4日(月)にFreeformは声明を発表。「私たちは『シャドウハンター』を非常に誇りに思っています。このシリーズはジャンルドラマの新境地を開拓し、ファンの皆さんからも好評を得ていました。しかしながら、パートナーである Constantinと共に、シーズン4への更新はしないという非常に難しい決断に至りました。ですが、サポーター&ファンとして、Freeformは献身的なファンの皆様に適切なエンディングを届けるための特別版2話を撮影することをご報告します。私たちはConstantinと共に、才能あるクリエイター、プロデューサー、キャスト、そしてクルーが尽力し、本作に貢献してくれたことに、そしてキャシー・クレアの素晴らしい小説に感謝しています。この画期的なドラマの最終章を楽しみにしています」

本作はFreeformの中ではトップの人気を誇り、シーズン3前半のリアルタイム視聴者数は平均50万人だった。シーズン3の後半は元々8月から放送される予定だったが、特別版の製作に合わせ、来春に残り12話分が放送される。(海外ドラマNAVI)

Photo:『シャドウハンター:The Mortal Instruments』
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