『アメリカン・ゴッズ』、降板したジリアン・アンダーソンの後任が決定!

英作家ニール・ゲイマンの小説をドラマ化し、高い評価を得ている『アメリカン・ゴッズ』。シーズン1でメディアを演じたジリアン・アンダーソン(『X-ファイル』)が、シーズン2には続投しないとのニュースは当サイトでもお伝えした通りだが、このたび彼女の後任が決定したことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

本作では、北欧神話やインド神話などに登場する古き神々と、現代文明から生まれた新しい神々との戦いが描かれる。ジリアンが演じたTVとポップカルチャーの神メディア役を引き継ぐことになったのは、ディズニーチャンネルのドラマ『オースティン&アリー』や、『シェイムレス 俺たちに恥はない』などにゲスト出演しているアジア系女優のカーユン・キム。シーズン2で彼女は"ニューメディア"として登場し、TVやポップカルチャーではなく、SNSや現代アメリカのライフスタイルを象徴する存在になるという。また、シーズン2には、ディーン・ウィンタース(『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』)がミスター・タウン役で、デヴァリー・ジェイコブス(『Cardinal(原題)』)がサム・ブラック・クロウ役でキャストに加わることも決定している。

昨年、シリーズでクリエイターを務めていたブライアン・フラー(『ハンニバル』)とマイケル・グリーン(『ブレードランナー 2049 』)が、製作会社Freemantleとシーズン2の方向性で意見が食い違い降板。その後、スパイドラマ『エイリアス』で製作総指揮を務め、『HEROES/ヒーローズ』で脚本を手掛けたジェシー・アレクサンダーが後任に決定し、新シーズンの製作がついに動き出したようだ。

『アメリカン・ゴッズ』シーズン1はAmazonプライム・ビデオにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジリアン・アンダーソン
(C) NYPW/FAMOUS