『The Good Fight』のあの人が考える、トランプ大統領の動向を追うべき理由は?

大人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』のスピンオフ版となり、シーズン3の製作も決定している『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』。シーズン2で、トランプ大統領の政策に悩まされたダイアン・ロックハート弁護士を演じるクリスティーン・バランスキーが、大統領の動向を追うべき理由を語っている。

米Entertainment Weeklyのポッドキャスト「Chasing Emmy」に出演したクリスティーンが、どんなにニュースの見出しに腹が立ったりショックを受けたりしても、政治に注意を向けるべきだと述べた。

「今まで朝のニュースはチェックしていなかったけど、毎朝『Morning Joe』を見るようになったわ。ニュースを見る度に溜息が出て恐怖を覚えるけど、テレビを消さないの。だって、"良くも悪くも私たちを導く歴史の瞬間を生きなければ"と思うから。歴史における特異な瞬間だし、かつて人々がウォーターゲート事件で経験したように、いつか"オー・マイ・ゴッド! 我が国がくぐり抜けた試練を考えてよ"って振り返ることになるんだから」と語ったクリスティーン。ダイアンの経験と自身の現実世界がオーバーラップすることもあるようで、「(クリエイターの)ロバート&ミシェル・キングは、常に現実の出来事をストーリーに反映させていると感じていたわ」と、現実とシリーズの共通点を挙げている。クリスティーンはシリーズへの理解を深めるためにも、ファンにニュースを見て現実に何が起きているのか知ってほしいのかもしれない。

そもそも本作はシーズン1の撮影中に迎えた大統領選挙の結果を受けて脚本を大きく修正したことを、以前キング夫妻が明かしていた。修正前の脚本ではヒラリー・クリントンが当選し、ダイアンが米国初の女性大統領の誕生に人生を変えるようなインスパイアを受けた、という展開になっていた。

『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』シーズン2は、米CBSにて5月27日(水)に最終話が放送されたばかりで、現時点でシーズン3の放送開始日は未定。日本ではシーズン1がAmazonプライム・ビデオにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:クリスティーン・バランスキー
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