『デスパレートな妻たち』のあの人、『ジ・アメリカンズ』製作スタッフの新作コメディ出演へ

『デスパレートな妻たち』の市長ビクター役や『MAD MEN マッドメン』のロジャー・スターリング役で知られるジョン・スラッテリーが、米Hulu製作によるコメディに出演することが明らかになった。米Varietyなどが報じている。

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ジョンが出演する『Kansas City(原題)』というこの作品は、壁を挟んで保守派の西カンザスシティとリベラル派の東カンザスシティとに分かれてしまったカンザスシティが舞台。共演者にレイフ・スポール(『僕と世界の方程式』)、アリソン・トルマン(『FARGO/ファーゴ』)が決定している。

ジョンは、カンザスシティが一つだった時の最後の市長エリス・ブルックメイヤーを演じ、現在は西カンザスシティのシークレットポリスの創設者として活動、東カンザスシティを西に吸収するため全力を尽くす役どころ。レイフは東カンザスシティに住むエリスの義理の息子ベン・グラハム役で、日にたった数時間、西に住む15歳の娘に会うためだけに退職した男性を演じる。退屈な日々を送っていたが、スパイになる話を持ちかけられ、彼の日常が変わり始める...。そして、アリソンはベンと離婚した元妻のタバサ・ブルックメイヤーを演じる。タバサは、夫のベンと東カンザスシティを捨てて娘と共に父親が支配する西に住んでいるが、父親との関係も微妙で、西に移住した理由も複雑な母親役だ。

『ジ・アメリカンズ』の製作総指揮を担ったダリル・フランクとジャスティン・ファルヴェイが今作でも製作総指揮を務め、『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』のゼヴ・ボロウが脚本を担当、『スタテン・アイランド・サマー』のリス・トーマスがパイロット版でメガホンを取る。同作の配信日などは現時点では未定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョン・スラッテリー
(C)FAM008/FAMOUS