【独占】『追想』ジェームズ・マカヴォイの元妻アンヌ=マリー・ダフの場面写真が到着!

「アムステルダム」でブッカー賞を受賞し、数多くの話題作を生み出しているベストセラー作家イアン・マキューアンの小説「初夜」を、シアーシャ・ローナン(『レディ・バード』)主演で映画化した『追想』が、8月10日(金)より公開となる。今回、本作で風変わりな母親をチャーミングに演じているアンヌ=マリー・ダフの場面写真が到着した。

時は1962年ロンドンの夏。若きバイオリニストのフローレンス(シアーシャ)は、歴史学者を目指すエドワード(ビリー・ハウル『アガサ・クリスティー 検察側の証人』)と恋に落ち、結婚する。そんな二人が新婚旅行として向かったのは、美しい自然に囲まれたドーセット州のチェジル・ビーチ。しかし、ホテルで初夜を迎える緊張と興奮から、雰囲気は気まずくなるばかり。ついに口論となり、フローレンスはホテルを飛び出してしまった。家庭環境や生い立ちが違っても深く愛し合っていたが、愛しているからこそ生じてしまった"ボタンの掛け違い"。それは、二人の人生を大きく左右する分かれ道となってしまう。

20年以上のキャリアを持つアンヌ=マリーが本作で演じるのは、エドワードの母親マージョリー。これまで、ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めた『パレーズ・エンド』や、トム・ハーディ主演のミニシリーズ『The Virgin Queen(原題)』などに出演し、TVから舞台、映画など多方面で活躍。若き日のジョン・レノンを描いた『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』でも母親役を演じ、様々な映画賞で高評価を得た。英国アカデミー賞テレビ部門で主演女優賞を受賞したTVドラマ『恥はかき捨て』での共演をきっかけに2006年にジェームズ・マカヴォイ(『X-MEN』シリーズ)と結婚。一児をもうけたが、2016年には離婚を発表している。

アンヌ=マリーは「マージョリーはとてもか弱い女性。繊細で複雑なの。そしてこの上なくアートの才能に長けた人よ。シアーシャが演じるフローレンスも彼女のことを一瞬で好きになるように、彼女は周りの誰とも違い、まるでふわふわ空を飛んでいるような人で、とても好きよ」と、自身が演じるキャラクターについてコメントしている。保守的な風潮が残るロンドンでただ一人、誰に構うことなく自由奔放に生きるマージョリーの姿は魅力的に描かれており、アンヌの高い演技力が光る特別な役となっている。

『追想』は、8月10日(金)より TOHO シネマズ シャンテ他にて公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『追想』
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