企画が動き出していた『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作者アン・ライスの小説「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズのドラマ化については当サイトでもお伝えしてきた通り。製作するスタッフも続々と決定している本作だが、米Huluにて製作されるようだ。米TV Lineが報じている。
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最初に本企画が発表されたのは2016年11月で、ライスは息子で作家のクリストファーと共に脚本&製作総指揮を手掛ける。当初は、『ハンニバル』や『アメリカン・ゴッズ』でクリエイターを務めたブライアン・フラーも参加することになっていたが、後に降板。現時点で新しいショーランナーは未定で、適任者を探している最中だという。
「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズは、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作にあたる第1作目の「夜明けのヴァンパイア」をはじめ12作品が出版されており、13作目となる「Blood Communion: A Tale of Prince Lestat(原題)」がアメリカで今年10月に発売される予定。
シリーズの主人公は、18世紀にヴァンパイアになったフランス貴族のレスタト。ライスの作品を初めて映画化した1994年公開作『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』ではトム・クルーズがレスタトを、続編となる『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』ではスチュアート・タウンゼント(『XIII -サーティーン-』)が演じた。
ライスは、原作者としてだけでなく、製作スタッフにも名を連ねており、TV映画『アン・ライスの囁く骨』では原案&製作総指揮に、『Rag and Bone(原題)』『Earth Angels(原題)』でも脚本を手掛けている。
今後も、レスタトやルイスといったキャラクターを演じる俳優が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
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