世界15の国と地域で翻訳されている、木城ゆきと原作のSF漫画「銃夢」。長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で遂に『アリータ:バトル・エンジェル』として2019年2月22日(金)に全国公開が決定。このたび、キャメロンが自信を持ってお届けする予告編とコメントが到着した。
今回公開された予告編で描かれるのは、数百年先の未来。"アイアン・シティ"のスクラップの山の中で奇跡的に脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータ。彼女はサイバー医師のイド博士によって、新たな サイボーグの体を与えられる。目を覚ましたアリータだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。アリータが「特別な繋がりを感じる」という体を見つけ、イド博士に「私に何か隠してるでしょ?」と問い詰めると「思い出さない方がいいこともある」と真相を隠されてしまう。しかし、謎の男ベクターは「彼女は唯一の生き残りだ。300年前に失われたはずの"最終兵器"。彼女は世界の秩序を脅かす」とその驚異を明かす。そんな"兵器"として作られたという壮絶な過去を持つアリータを破壊しようと凶悪な殺人サイボーグたちが次々と襲い掛かるが、あどけない外見とは裏腹にアリータは驚異的な格闘スキルで相手を圧倒。誰も観たことのない手に汗握るスピード感満載のアクションシーンが展開される。
主人公アリータを演じるローサ・サラザール(『メイズ・ランナー』シリーズ)の脇を固めるのは、クリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)、ジェニファー・コネリー(『ビューティフル・マインド』)、マハーシャラ・アリ(『ムーンライト』とオスカー俳優が揃う贅沢なキャスティング。さらに、長年キャメロンの製作パートナーとして『アバター』『タイタニック』をはじめとする大ヒット作を世に送り出してきたジョン・ランドーがプロデュースを務める。
キャメロンは本作公式ライブ番組で、「原作は斬新で創造的で最先端、 美しく、恐ろしく、驚異的だ。木城さんが作った世界を映画に収まる範囲で最大限映画にした」と原作へのリスペクトを明かしつつ、本作への自信をのぞかせた。さらに木城さんがセットを訪れた際にアリータが机を叩くシーンを撮影していたと言い、「あのシーンは原作からそのまま取ったものだ。同じ絵が原作にある」と到着した映像で描かれるシーンについても言及。
原作漫画をリスペクトする製作陣の拘りにより、アリータは全てモーション・キャプチャーによるCGで製作されたが、「作品に出演しているとモーション・キャプチャーであることを忘れてしまうように、アリータはたまたまサイバネティック製の体を持ち、ひどく忘れられない過去を持っているというだけなの。アリータは普通の女の子よ。私と同じで様々な感情がある。サイバネティックでの部分以外は共感できるわ」とアリータ演じるローサは、その感情移入できるキャラクターについてコメント。
『タイタニック』『アバター』を凌ぐ、未だかつてない圧倒的な映像で描きだす世界観と超絶的なアクション。映画史に新たに名を遺すことが確実な"ヒーロー/ヒロイン"の誕生が描かれる『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日(金)全国ロードショー。アリータが様々な人と出会い、やがて少女としての心が芽生えていく成長を描くドラマティックなストーリーにも注目だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:20世紀フォックス映画配給『アリータ:バトル・エンジェル』
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