『ブラザーフッド』ジェイソン・クラーク、新作ドラマであの大女優演じるロシア女帝の愛人に

正反対の道を歩んできた兄弟の絆を描くヒューマンドラマ『ブラザーフッド』のトミー役で知られるジェイソン・クラーク。映画界でも活躍する彼が、新作ドラマ『Catherine the Great(原題)』で、大女優ヘレン・ミレンと共演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

ジェイソンは、ヘレン演じる"キャサリン・ザ・グレイツ"の愛人で政治家、生涯の友でもあるロシア軍の指揮官グリゴリー・ポチョムキンを演じる。ロシアの女帝であるキャサリンは自立心と意思が強く、高い知性を誇り性的にオープンな女性という役柄だ。ヘレンは主演するだけでなく製作総指揮も務め、メガホンも取ることになっている。

オーストラリア出身のジェイソンは『ブラザーフッド』の幕閉じ後、主な活躍の場を映画界に移し、オサマ・ビンラディン暗殺をめぐる作戦を描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』、F・スコット・フィッツジェラルドの原作を映画化した『華麗なるギャツビー』などの話題作に出演。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ではジョン・コナー役を演じていた。

対するヘレンは、映画『クィーン』で演じたエリザベス女王役で、アカデミー賞主演女優賞を受賞。アクション映画『RED』シリーズのヴィクトリア役でも知られる彼女が本格的にテレビに復帰するのは、2006年に製作されたTV映画シリーズ『第一容疑者 希望のかけら』以来のこととなる。

ジェイソンとヘレンが共演する『Catherine the Great』は米国ではHBOで、英国ではSkyで放送される予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェイソン・クラーク
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