8月5日で放送開始から15年周年を迎えた大ヒット青春ドラマ『The O.C』。本作からはマリッサ役のミーシャ・バートン(『シックス・センス』)、ライアン役のベン・マッケンジー(『GOTHAM/ゴッサム』)、セス役のアダム・ブロディ(『スタートアップ』)、サマー役のレイチェル・ビルソン(『ママと恋に落ちるまで』)らメインの若手俳優たちがブレイクを果たした。しかし、忘れてしまっている人も多いかもしれないが、このドラマには現在の映画界、ドラマ界の中心に立っている人気スターが他にも出演していたのだ。そこで今日は英Digital Spyがまとめた『The O.C.』の隠れキャスト7人を昨日に引き続きご紹介。本日紹介するのは4人の男性。意外なあの大物プロデューサーも!
■クリス・プラット(チェ役)
『her/世界でひとつの彼女』『パッセンジャー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、そして現在公開中の『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作『炎の王国』などの人気作に次々と出演するハリウッドで最も旬な俳優の1人、クリス・プラットも『The O.C.』出身者だ。彼が演じたのは大学パートのメインキャラクターの1人で、実は大富豪の息子でありながら環境保護に取り組んでいて、よくわからない言動をとる一風変わった青年チェという役。シーズン4の9話分に登場した。当時、ブラウン大学で彼と出会うサマーを演じていたレイチェルは、「クリスは最高に面白い人で、共演できてとても幸運だわ。彼と一緒にいるのは、本当に楽しいの。彼自身も、役の上でも素晴らしい人で、この時間がずっと続いて欲しいわ」と、クリスを大絶賛していた。
■ジョージ・ルーカス(本人役)
『インディ・ジョーンズ』シリーズや、『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親である世界的映画クリエイター、ジョージ・ルーカス。彼はシーズン2第23話「プロム」に本人役で登場し、"自分は行かなかったことを後悔したからプロムには出るべきだ"と、ルーカスを敬愛しているセスに助言するという場面を演じた。事実かは定かではないが、そのエピソードが放送された週に『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』が公開されたため、宣伝を兼ねてカメオ出演を承諾したのではと言われている。後にショーランナーのジョシュ・シュワルツは「"もしジョージ・ルーカスに出演してもらったらどうなるか"という次元の、実現不可能なことのように思えていた。でも、彼にはドラマのファンだった10代の娘がいたんだ。僕のオフィスには返礼品としてもらったストームトルーパーのヘルメットが今でも飾ってあるよ」と、米Vultureに語っている。
■ローガン・マーシャル=グリーン(トレイ・アトウッド役)
昨年『スパイダーマン:ホームカミング』に出演し、現在Netflixで配信している、1930年代の大恐慌時代のアイオワ州を舞台に農民の反乱を描いた『ダムネーション』で主演を務めるローガン。彼は、本作で服役中のライアンの兄トレイ役で登場していた。物語の冒頭で車の共犯をライアンに持ちかけ(このことがきっかけでライアンは弁護士のサンディに出会うが...)、出所してからもトラブルばかりを起こし、最終的にライアンを守ろうとしたマリッサから撃たれてしまい、長いこと昏睡状態に陥ることになる。ちなみに、シーズン1ではブラッドリー・ストライカーがトレイを演じており、ローガンの登場はシーズン2から。偶然にも、ブラッドリーとローガンは『ダムネーション』でも共演を果たしている。
■マックス・グリーンフィールド(若きサンディ・コーエン役)
人気コメディドラマ『New Girl 〜ダサカワ女子と三銃士』で主人公ジェスのルームメイト、シュミット役で知られるマックス・グリーンフィールド。彼はシーズン4の第13話「ジュリーの選択」に登場し、ピーター・ギャラガーが演じるサンディの若かりし頃を演じていた。実は、2015年〜2016年に放送された『New Girl』シーズン5にサンディ役のピーターがシュミットの父親役でゲスト出演しており、同じ役を演じた二人が親子として再共演を果たしている。
(海外ドラマNAVI)
Photo:クリス・プラット(『The O.C.』)
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