『ゲーム・オブ・スローンズ』アルフィー・アレン、『ザ・プレデター』で宇宙最強のプレデターと闘うはみ出し者のヒーローに

アーノルド・シュワルツェネッガー主演で衝撃を放った1987年の1作目以降、シリーズ3作品と述べ5作品のフランチャイズ作を世に送り出し、米国はもとより日本を始め世界各地で多くのファンを持つSFアクション映画『プレデター』。その最新作『ザ・プレデター』が9月14日(金)に日米同時公開となる。本作に出演する『ゲーム・オブ・スローンズ』のシオンを演じるアルフィー・アレンの役どころと、撮影裏でいかにして彼が共演者と絆を築き上げたかを、監督のシェーン・ブラック(『アイアンマン3』)が明かしている。

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本作の主人公は元特殊部隊員で現在は傭兵そして父親であるクイン(ボイド・ホルブルック)。彼はメキシコでプレデターに遭遇したことから政府に拘束され、"ルーニーズ"と呼ばれる元兵士のならず者集団と共に脱走、そして彼らの協力を得て"宇宙最凶"のプレデターとの闘いに挑むこととなる。"ルーニーズ"はPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、社会に適応できない退役軍人の集団。しかし実は彼らは人間味溢れるはみ出し者のヒーローたちの集まりなのだ。

アルフィー扮するリンチは、陸軍を追放されて外人部隊に参加した元兵士。武器に詳しく、車の運転技術に長けており、カードを使った手品も得意といった一面を持つ個性的なキャラクターだ。リンチをはじめ、個性的なメンバーが集まった"ルーニーズ"。劇中では、クインと彼らは獰猛なプレデターを打ち砕く有能な戦闘チームになるため、撮影でも結束力が重要視された。そのため、キャスト達が仲間意識をより強める助けとなるように、撮影現場には"シャングリラ"が設立されたという。シャングリラとはキャストの楽屋である大きなテントに親愛をこめてつけられたニックネーム。テントは森から下水処理工場、郊外に至るまで全てのロケ地やセットに運ばれていたそうだ。

ブラック監督は撮影中の"ルーニーズ"について次のように振り返る。「このグループはお互いを頼っていて、絆を結んでいる。彼らは仕事の後でも一緒に食事に出かけていたよ。皆、テントに集まって話をしていて、自分のトレーラーへ戻る人は少なかった。全員が気が合い、セットから離れず、ひたすら他の皆と一緒にいたいと思っていた。こういうグループは、かなり珍しいよ。皆、お互いが好きだったんだ」と、撮影裏での仲の良さが"ルーニーズ"の絆を築き上げたことを明かしている。

また本作にはアルフィー以外にも、『THIS IS US』のスターリング・K・ブラウンや、『ニュースルーム』のオリヴィア・マン、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のイヴォンヌ・ストラホフスキー、『エクスパンス -巨獣めざめる-』のトーマス・ジェーンなど、海外ドラマでもおなじみの面々がキャストに名を連ねる。

一人の少年が起動させてしまった謎の装置。そこから発信されたのは宇宙で最も危険なハンターを呼び寄せる、人類にとって最悪のシグナルだった。かつて人類を恐怖のどん底に突き落とした一人の異星人。比類なき格闘センスと圧倒的キル・スキル、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせた超好戦的ハンター、その名は"プレデター"。ヤツは、より強く、賢く、他の種のDNA を利用して遺伝子レベルでアップグレードして再び我々の前に姿を現す!絶滅必至の人類に果たして生き残る道はあるのか...? そして突如現れた、究極のプレデター(アルティメット・プレデター)の正体とは?

劇中だけでなく、撮影裏でも強い絆を見せつけた"ルーニーズ"。果たして"宇宙最凶"の戦士プレデターに立ち向かう術はあるのか!? 『ザ・プレデター』は20世紀フォックス映画配給にて、9月14日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・プレデター』
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