スーパーマンことヘンリー・カヴィル、Netflixドラマ版「ウィッチャー」でゲラルトを演じる!

映画『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のクラーク・ケントことスーパーマン役や、トム・クルーズと共演したシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でイーサン・ハント(トム)の監視役オーガスト・ウォーカーとして、派手なアクションも自力でこなすイギリス出身のヘンリー・カヴィル。ハリウッド映画界で引っ張りだこのヘンリーが、TVドラマに戻ってくることが明らかになった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

今回ヘンリーが出演するのは、Netflix製作による『The Witcher(原題)』というアクションファンタジードラマ。同作は、ポーランド出身の小説家アンドレイ・サプコフスキが1990年に刊行した同名の小説を元に製作される。ヘンリーが演じるのは、同作の主人公であるリヴィアのゲラルト。家族の運命を描いた長編小説である本作は、モンスター・ハンターであるゲラルトが、時にモンスターより醜い行動をする人間たちにさいなまれつつも、魔物を撃滅しつつ自分探しの旅に出るというあらすじ。運命かのごとく魔法使いの元に引き寄せられたゲラルトは、危険な秘密があるプリンセスと魔法使いと共に、不安定な世界をより良い方へ導いていかねばならない――。

本作原作本は日本でも「ウィッチャー」として早川書房より3部作で出版されている。また、同タイトルでRPGゲームとしてメディア化されており、こちらも3シリーズ発売され、世界中で大ヒットを記録する人気ファンタジーゲームとして有名だ。また、2001年には現地ポーランドで、『コンクエスタドール』というタイトルの映画版も製作されている。

今回のNetflixドラマ版で、脚本、製作そしてショーランナーを務めるローレン・シュミット・ヒスリック(『Marvel デアデビル』)は、ヘンリーを迎えるにあたって以下のように喜びのコメントを発表。「ヘンリーは最初の候補でした。4ヶ月前、まだ脚本家も決まっておらず、ただ製作のゴーサインが出ていただけでした。そんな状態にもかかわらず、ヘンリーの本作に対する情熱はものすごかったのです。彼こそがゲラルトです。ずっと前からそうだったのです。この作品にヘンリー・カヴィルが主演することを大変嬉しく思っています」本作でメガホンを取るのは、アリク・サカロフ(『シカゴP.D.』『ゲーム・オブ・スローンズ』)とアレックス・ガルシア・ロペス(『Q-ZONE:隔離地区 』『Marvel ルーク・ケイジ』)。

ヘンリーにとっては、2010年に4シーズンで終了した歴史ドラマ『THE TUDORS ~背徳の王冠~』以来のTVドラマ出演となり、この新作も大いに期待が持てそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ヘンリー・カヴィル
(C) Adrian Brown