『CSI:サイバー』パトリシア・アークエット&『FARGO』ジョーイ・キング、ノンフィクション犯罪ドラマであの注目事件の母娘に

人気ドラマ『CSI:科学捜査班』のスピンオフで、FBI特別捜査官エイヴリー・ライアンを中心にサイバー犯罪事件を捜査するチームの活躍を描く『CSI:サイバー』。本シリーズで主役を演じたパトリシア・アークエットが、米Huluの新作ノンフィクション犯罪ドラマに出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

パトリシアが出演する『The Act(原題)』は、"事実は小説より奇なり"と言いたくなる、実際に起きた犯罪事件をドラマ化するアンソロジーシリーズ。彼女が主演するシーズン1は、2016年に米Buzzfeedが公開した記事が基になっている。母親ディーディーと15もの病を抱え、車椅子生活を送る娘ジプシー・ブランチャードは、全米を感動させた有名な母娘だった。ディーディーはシングルマザーとしてジプシーを育ててきた。だが、母親との親子関係から抜け出そうとしたジプシーが、ネットで知り合ったニコラスに母親の殺害を持ちかけ...。日本でもメディアで大きく取り上げられた事件が描かれる。

パトリシアは母親ディーディーを演じる。娘ジプシーに扮するのは『FARGO/ファーゴ』でガスの娘グレタに扮したジョーイ・キング。シリーズで脚本&製作を担うのはニック・アントスカ(『Channel ZERO』シリーズ)とミシェル・ディーン(『Mommy Dead and Dearest(原題)』)。グレッグ・シェファード(『No Sex Last Night(原題)』)とブリットン・リッツィオ(『エージェント・ウルトラ』)も共同製作総指揮に名を連ねる。監督を務めるのは、映画『孤独の暗殺者/スナイパー』などに出演している俳優ロール・ドゥ・クレルモン=トネール。

パトリシアは、平凡な主婦アリソン・デュボアが霊能力を駆使して犯罪事件の解決にあたる人気シリーズ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』で主演を務めた後、『CSI:科学捜査班』とスピンオフとなる『CSI:サイバー』に出演。映画『6才のボクが、大人になるまで。』の演技で、アカデミー賞助演女優賞を受賞している。一方ジョーイは、『オズ はじまりの戦い』で注目をあつめ、映画『ジーサンズ はじめての強盗』にも出演した注目の若手女優。

実は二人の共演はこれが初めてではなく、『ミディアム』シーズン4でも共演しており、今作で再びタッグを組むこととなる。(海外ドラマNAVI)

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パトリシア・アークエット(c)FAM020/FAMOUS
ジョーイ・キング(c)NYKC/FAMOUS