自殺をテーマに、悩める10代の若者たちを描いた米Netflixの衝撃作『13の理由』。同作で、自殺を図った高校生ハンナ・ベイカーを演じるキャサリン・ラングフォードが再びNetflixとタッグを混むことになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
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『Cursed(原題)』というタイトルのキャサリンが出演するドラマは、アメコミ界の巨匠、フランク・ミラー(『バットマン:ダークナイト リターンズ』原作)とトム・ウィーラー(『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』)が共同執筆し、2019年の秋に出版予定の若者向け同名小説が原作。
中世のアーサー王伝説を元にしたもので、ニミュエという不思議な力を持った少女が次第にその強さを増していき、魔術で作り出した幻の湖に城を建てそこで暮らす伝説の魔法使い、湖の乙女になっていくという物語。3月に同作の製作を決定していたNetflixによると、同作は「自然破壊、宗教によるテロ、無意味な戦争などを現代社会のテーマと、危機的状況下で人々を導いていく勇気を見出すことを描いたもの」だという。
キャサリンは主人公ニミュエを演じ、ゼトナ・フエンテス(『殺人を無罪にする方法』)が原作者のミラー&ウィーラーと共に製作総指揮を務め、フェンテスは最初の2話でメガホンも取る。
『13の理由』はシーズン3への更新がすでに決定しており、2019年の配信を予定しているが、キャサリンは新シーズンへの出演を予定していないため、この新作への主演も問題ないようだ。キャサリンが出演する『13の理由』シーズン1と2は、Netflixにてストリーミング中。(海外ドラマNAVI)
Photo:キャサリン・ラングフォード
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