『LOST』でジャック役を演じたマシュー・フォックスが主演し、1994年〜2000年に放送されたファミリードラマ『サンフランシスコの空の下』。そのリブート版となるパイロットを、『マーベル クローク&ダガー』『プリティ・リトル・ライアーズ』などを贈る米Freeform(元ABC Family)が発注したことが明らかとなった。米Variety をはじめとする複数メディアが報じている。
6シーズン続いたオリジナル版では、交通事故で突然両親を失ったサリンジャー家の長男チャーリーが、4人の弟妹を支えるために奮闘する姿が描かれた。リブート版では、両親がメキシコに強制送還されてしまった、ブエンディアス一家の兄弟姉妹が描かれるという。現在、米国で問題になっている移民問題にも焦点が当てられるようだ。
現時点でキャスティングは未定だが、リブート版を手掛けるのは、オリジナル版でクリエイターを務めたクリストファー・キーサーとエイミー・リップマン。二人はミハル・ゼベデ(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)と共同で、脚本&製作総指揮も担う。パイロット版の監督を務めるのは、ロドリゴ・ガルシア(『イン・トリートメント』)。ガルシアも製作総指揮に名を連ねる。
オリジナル版は、長男チャーリーをマシューが演じ、弟ベイリー役のスコット・ウルフ(『ナイトシフト 真夜中の救命医』)、妹ジュリア役のネーヴ・キャンベル(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、ベイリーの恋人サラを演じたジェニファー・ラヴ・ヒューイット(『クライアント・リスト』)といった人気俳優を輩出している。
リブート版の主要キャストを演じる俳優が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:オリジナル版『サンフランシスコの空の下』のキャストたち
(c)Rob Howard/FAMOUS