ヒットメーカー、ライアン・マーフィーが手がける『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』。9月17日(月)にロサンゼルスで開催された第70回エミー賞において、リミテッド・シリーズ部門主演男優賞を見事受賞した同作主演のダレン・クリスだが、その様子を観ていた元共演者のリー・ミシェルが感涙している様子をツイートした。米Popsugarらが報じている。
マーフィーが手掛けた『Glee/グリー』で長年共演し、今年5月から「LM/DC」というタイトルのライブツアーを開催するほど仲の良いリーとダレン。エミー賞授賞式でのダレンの受賞スピーチをTVで観ながら感激のあまり涙をこぼす自身の姿を映し、「信じられない! 涙が止まらない」と語り、「すっごく才能ある私の友達、ダレン・クリスへ、おめでとう! こんなに誇らしいことはないわ!」と喜びを隠しきれない様子で自身のSNSに投稿した。
授賞式に婚約者のミア・スワイアーを同伴していたダレンは、ステージ上で様々な人に感謝の意を述べた。「友人でもあるライアン・マーフィー、僕を信じしてくれて、この一生に一度あるかないかの役者冥利につきる役を与えてくれて感謝しています。この作品で演じた連続殺人鬼クナナンとは違って、僕はとても愛に溢れた、そして努力することに重きをおく家庭で育ちとても幸せでした。それから最愛のミア、僕の人生を明るくしてくれてありがとう!」そして最後に、出身校であるミシガン大学の応援フレーズでもある「Go Blue!」でスピーチを締めくくり、音楽やダンス、演技を学んだ同校卒業生として母校にも感謝の気持ちを表した。
同作は、ファッション界最大にスキャンダラスな殺人事件をテーマに、連続殺人鬼アンドリュー・クナナンの謎多き半生に迫るクライム・サスペンス。今回、作品賞、監督賞(ライアン・マーフィー)、主演男優賞(ダレン・クリス)の3部門で受賞、先駆けて発表されたクリエイティブアーツ・エミー賞でも2部門を獲得していた。
ダレンが初エミー賞受賞に輝いた『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』(全9話)は、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンより12月19日(水)デジタル配信開始。また、ダレンとリーが二人で行うライブツアー「LM/DC」は10月以降、アメリカ西海岸、イギリス、アイルランドでツアーを開催することが発表されている。(海外ドラマNAVI)
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