サスペンス映画『ゴーン・ガール』に出演し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたロザムンド・パイクが、新作スリラードラマ『The Banker"s Wife(原題)』に出演し、製作総指揮にも名を連ねることがわかった。米Deadlineが報じている。
本シリーズは、クリスティーナ・アルガーによる同名小説のドラマ化作品。舞台となるのは、ジュネーブやパリ、ロンドン、ニューヨークに至る世界の金融業界。飛行機の墜落事故で行方不明になった人物は、表になっていない顧客リストや暗号化されたパソコンを持っていた。その真相を突き止めようとする二人の女性。秘密にされるはずだった隠し口座にも目をつけた二人だが、資金洗浄の巨大な陰謀に巻き込まれることに。権力を握る政治家やテロリスト組織、犯罪者たちに追われる身となった二人の人生が、一転していく様子がスリリングに描かれるようだ。
ロザムンドは二人のどちらかを演じるものと思われるが、その点は明らかにされていない。『HOMELAND』で脚本&製作総指揮を担ったメレディス・スティームが脚色を手掛け、監督&製作総指揮を務めるのは、『HOMELAND』でスティームとタッグを組んだレスリー・リンカ・グラッター。シェリー・マーシュ(『ヴァイキング ~海の覇者たち~』)とアシュリー・スターン(『The Preacher"s Daughter(原題)』)も製作総指揮に名を連ね、女性が主人公を務める本シリーズは製作スタッフも全て女性で占められるようだ。
イギリス出身のロザムンドは、『007/ダイ・アナザー・デイ』のボンドガールに抜擢されたことを機にハリウッド進出し、『タイタンの逆襲』や『アウトロー』といった大作&話題作に立て続けに出演。最近では、クリス・オダウド(『GIRLS/ガールズ』)と共演している2019年放送予定の短編コメディシリーズ『State of the Union(原題)』も控えている。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『ゴーン・ガール』
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