『アロー』コルトン・ヘインズ、次のスーパーマンはマット・ボマーを希望

2013年の『マン・オブ・スティール』からDCエクステンデッド・ユニバースでスーパーマンを演じているヘンリー・カヴィル。彼が同役を降板するのではないかというニュースが広まっている。これを受け、米CWのDCドラマ『ARROW/アロー』でロイ・ハーパーを演じているコルトン・ヘインズが次のスーパーマンに日本でも人気のマット・ボマーを熱望している。米Comicbook.comが伝えた。

米The Hollywood Reporterによれば、降板の噂はDCの新作映画『Shazam(原題)』へのカメオ出演をオファーされたヘンリーが、スケジュールの都合で契約を見送ったことがきっかけだという。ヘンリーはNetflixの新作ドラマ『The Witcher(原題)』に主演することが決まっている。

そんな中、映画とは繋がりがないものの同じ"DC仲間"であるコルトンが、誰もが納得するであろう完璧な新スーパーマン候補の名前をツイッターに記した。

「ゲイをカミングアウトしている俳優がスーパーマンにキャスティングされたら、本当に素晴らしいことだよね? 僕はマット・ボマーに投票するよ」

コルトンは、ゲイとしてのスーパーマンを見たいと言っているわけではなく、ゲイを公表しているマットが"男"を象徴するヒーローを演じることに意味があると訴えている。マットは身体的にもスーパーマンに適しており、多様性が求められているハリウッドにとって、これ以上ないキャスティングになるだろう。

もちろん、ヘンリーの降板は現時点では噂の域であり、正式に発表されたわけではない。ワーナー・ブラザースは声明で「新たなスーパーマンの映画を制作する予定はありませんが、私たちはいつもヘンリーを尊敬し、素晴らしい関係を築いてきました。それはこれからも変わりません」と述べており、ヘンリーの進退については明言を避けている。

また、ヘンリーのマネージャーであるダニー・ガルシアはツイッターに「落ち着いて、(スーパーマンの)マントは今も彼のクローゼットの中です。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズがDCユニバース展開していく限り、私たちのパートナーであり続けます」と綴っており、ヘンリーの降板を否定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ARROW / アロー』コルトン・ヘインズ (c)2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.マット・ボマー (C) NYPW/FAMOUS