2019年に放送開始される第八章をもって、ファイナルとなる大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。その原作者ジョージ・R・R・マーティンが、「シリーズは13シーズンまで続けられた」と語っている。英Digital Spyが報じた。
現地時間今月17日(月)に開催された第70回エミー賞授賞式のレッドカーペットで、インタビュアーから「なぜシリーズは終わってしまうんですか?」との質問を受けたマーティンが、次のように答えた。「分からないよ。彼ら(クリエイターのデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス)が来たら聞いてみてくれ。11、12、13シーズンまで続けることもできたが、彼らは自分の生活に戻りたかったのだろう。私の小説の読者なら、さらにシーズンを重ねられる素材があることを分かっているはずだからね。原作でカットされた部分があるが、それは構わない」とコメント。
続けて、「ベニオフとワイスは、5年前から"第七章で終わりにしたい"と言っていたが、実際は第八章まで続ける。でも、それ以上はないだろう。5年前に二人はシーズン7までだと主張し、私はシーズン10まで続けると言っていた時期もあったが、彼らの勝ちだ。ドラマシリーズを製作しているのは二人だからね」とも語る。
本シリーズの終了は残念だが、米HBOが『GOT』の前日譚となるシリーズのパイロット版を発注し、ウェスタロスの歴史に隠された恐ろしい秘密やホワイトウォーカーの起源、東側の大地に潜む謎やスターク家の伝説の人物などが描かれると報じられている。
『GOT』は、本年度のエミー賞ではドラマ・シリーズ部門作品賞を受賞し、ティリオン・ラニスター役のピーター・ディンクレイジが3度目の同部門助演男優賞に輝いた。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』より
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