世の不正を裁くのに必要な時間は19秒、身の回りのモノを武器に変えて完全抹消、報酬は無し、が仕事の流儀。昼はホームセンターの従業員、夜は世の悪人を葬る仕事請負人として、二つの顔を合せ持つ"イコライザー"ことロバート・マッコール。2014年公開の前作から4年を経て、あのマッコールが帰ってきた! 2度のアカデミー賞に輝く俳優デンゼル・ワシントンが初めて続編に着手したことでも話題の『イコライザー』シリーズ第二弾が、いよいよ今週10月5日(金)から全国ロードショーとなる。今回、本編映像の一部、クライマックスを飾るバトルシーンを独占公開しよう 。
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前作『イコライザー』では、ホームセンターでの戦いが反響を呼んだが、今作は舞台をマッコールの故郷に移す。到着した映像は、ハリケーンが襲来する中でのバトルシーン。パン屋に入ったマッコールは、ナイフを取り出し小麦粉の袋を開け、床にばらまき、扇風機を回し始める。この罠にまんまと引っかかった敵は、パン屋に乗り込み、スモークを投げマッコールの視界を遮ろうとするが、これが粉塵爆発を起こし...。相手の行動を読み、敵を誘導するマッコールは今作でも健在だ。
監督は『トレーニング デイ』でデンゼルにアカデミー賞をもたらし、『イコライザー』『マグニフィセント・セブン』と、本作でデンゼルとは4本目のタッグとなるアントワーン・フークア。前作から引き続き出演するメリッサ・レオ(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』)とビル・プルマン(『The Sinner』)に加え、新たに『ナルコス』のペドロ・パスカル、『デスパレートな妻たち』のオーソン・ビーン、『ヴァン・ヘルシング』の ジョナサン・スカーフ、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のサキナ・ジャフリーなど、海外ドラマでもお馴染みの俳優がキャストに名を連ねる。
「僕らは街をまるごと乗っ取ってしまったんだ。(大雨の撮影で)物はあちこちで飛んでいるし、役者たちはずぶぬれだった」と、フークア監督が撮影の苦労話を明かす。ハリケーンを再現するために、特殊効果コーディネーターのジェレミー・ヘイズは「YouTubeで本物のハリケーンの映像を何百時間分も見ながら、自分たちのハリケーン作りに取り掛かった。12機の送風機を、街の12の場所に設置したんだ。一番大きな送風機は、トンネルの排気に使われる480ボルトの換気扇で、風速130kmの風を作ることができるものだった。」と、まさにハリウッドならではの驚きの撮影方法を明かす。
今作でのマッコールの"表"の職業はタクシードライバー。CIA時代の元上官である親友スーザンが何者かに殺害され、マッコールは極秘捜査を開始。そして、スーザンが死の直前まで手掛けていた任務の真相に近づくにつれ、彼の身の上にも危険が迫りその手口から身内であるCIAの関与が浮上。彼を狙う相手は自分と全く同じ特殊訓練を受けたイコライザーだった――。
マッコールが最後の戦いに挑む『イコライザー2』は、10月5日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『イコライザー2』
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