『Veep』リード・スコット、シリーズ終了とジュリア・ルイス=ドレイファスについて語る

米女性副大統領のドタバタ政界活劇を描く人気コメディドラマ『Veep/ヴィープ』で、ダン・イーガン次席報道官を演じたリード・スコットが、シリーズ終了と乳がんと闘っていた主演のジュリア・ルイス=ドレイファスについて語っている。米Varietyが報じた。

今月1日(月)にロサンゼルスで開催された映画『ヴェノム』のプレミアに姿を見せたダンが、『Veep』の終了について胸中を明かした。「エミー賞作品賞を(2度)受賞して舞い上がっていたけど、その一週間後に"シリーズを終わらせるベストな時だ"という決断が下されたんだ。妙なことにキャストの誰も反対はしなかったと思う。番組が伝えたいことは描き切ったと思うし、今の政界で起こっていることを考えたらドラマじゃ歯が立たない。世の中で起きていることは、本当に常識に反しているよ」とコメント。

シリーズ終了が決定したのは、セリーナ・マイヤー副大統領役のジュリアが、乳がんを発表してから間もなくのことだったという。そして彼女について、「風邪でさえ、あれほど早く回復する人を見たことがない。彼女は素晴らしいよ。今までの人生であらゆることに対して闘ってきたように、がんとも闘ったんだ。彼女はタフで健康になって戻ってきた。それに前と変わらずメチャクチャ面白いし、勢いを失っていないんだ。本当に目を見張るばかりだよ」と、ジュリアの強さを讃えていた。

ダンは、ハートフル・コメディ『キャシーのbig C いま私にできること』でトッド・マウアー医師を演じ、『暴走地区-ZOO-』『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』などの人気ドラマにもゲスト出演している。

ファイナルとなる『Veep』シーズン7は、米HBOにて2019年より放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:リード・スコット
(c)NYPW/FAMOUS