『SHERLOCK』マーティン・フリーマンの次回作はコメディ!『ハリポタ』のあの人と米FXの新作ドラマで共演

英国発の大ヒット犯罪推理ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』のジョン・ワトソン役でおなじみのマーティン・フリーマンが、映画『ハリー・ポッター』シリーズで魔法省のエレベーターの声を演じたデイジー・ハガードと、米FXの新作ドラマで共演することがわかった。

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二人が出演する新シリーズ『Breeders(原題)』は、死ぬほど自分の子どもを愛していながらも、世界の果てに子どもを追いやってしまいたくなるほど怒る時もある、そんな相反する気持ちを抱えた親を描くコメディ作品。マーティンは、自分が思っていたような人物ではなかったことに気づく心優しい父親役を演じる。現時点ではデイジーの役柄については明かされていない。

ショーランナーはサイモン・ブラックウェル(『Veep/ヴィープ』)。マーティンは、ブラックウェル、クリス・アディソン(『官僚天国!~今日もツジツマ合わせマス~』)と一緒に共同クリエイターを務める上、リチャード・アレン=ターナー&ジョン・ソデイ(『Yes?No?ワケあり男女のルームシェア』)、ロブ・アスレット(『Yes?No?ワケあり男女のルームシェア』)、デヴィッド・マーティン(『スナッチ・ザ・シリーズ』)、マイケル・ウィッグス(『Two for Joy(原題)』)らとともに製作総指揮も兼任する。

マーティンがFXの作品に出演するのは『FARGO/ファーゴ』に続き2度目。同局のオリジナル・コンテンツ部門で共同部長を務めるニック・グラッドは、「我々は『FARGO』シーズン1でマーティンとの仕事を楽しみ、彼をサイモン・ブラックウェルらとともに製作総指揮に迎えられることも嬉しく思っています」とコメントしている。

近年のマーティンは、世界中で大ヒットを放った映画『ブラックパンサー』にエヴェレット・ロス捜査官を演じたほか、米Crackleのクライムサスペンスドラマ『スタートアップ』にも出演。対するデイジーは、コメディドラマ『マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』にゲストとして登場し、『ドクター・フー』や『ブラック・ミラー』にも姿を見せている。

全10話となる『Breeders』は、2020年に米FXにて放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:マーティン・フリーマン
(c)Michael Redina