イギリスでシャーロック・ホームズをしのぐ人気を誇るモース警部。彼の若き刑事時代の活躍を描いた大ヒット推理ドラマ。
コリン・デクスターの推理小説「モース警部」シリーズは『主任警部モース』としてドラマ化されてロングランし、主人公モースはシャーロック・ホームズをしのぐ人気を獲得。そんなモースの若手時代を描く人気ドラマから、今年2月に全英ITV系で放送された第20・21話を日本初公開。これまで各シーズン計4話だったがこの第5シーズンは計6話に増え、その第3・4話となる。
イングランドのオックスフォード。刑事モースが勤めるオックスフォード市警察は、近辺の警察と統合し、テムズ・バレー警察となる。巡査から巡査部長に昇格し、"新米"からすっかり成長したモースは上司サーズデイ警部や部下の刑事巡査ジョージ・ファンシー(ルイス・ピーク)らとともに、管轄内で起きる難事件の解決に挑む。Case20は鉄道を題材にし、当時の現地の鉄道を再現したリアリズムが見もので、Case21は人種差別の問題を取り上げており、それぞれのストーリーの中で1960年代の英国の時代背景がみごとに描写され、引き続き見応えたっぷり。本国では来年、第6シーズンが放送される予定だ。
<ストーリー>
Case20「殺意を誘う列車」1960年代、英国では鉄道の大規模な合理化で多くの路線や駅が失われていた。そんな中、ウォディントン駅の貨物操車場でトラック運転手が殺され、積み荷が奪われる事件が発生。カウリー署のサーズデイ警部らは強盗課の刑事たちと連携して捜査に当たることになる。一方、モースはフランシスという女性の失踪事件に取り組む。
Case21「失われた英雄」町じゅうで人種差別反対運動が活発化する中、サウスオックスフォードシャーの連隊基地にファッション誌の撮影のため、カメラマンとモデルたちがやって来る。しかし、モデルのひとりが行方不明となり、その後遺体となって発見される。モースたちは連隊本部を訪れ、捜査を開始する。
<スタッフ>
製作総指揮:レベッカ・イートンほか
脚本:ラッセル・ルイス
製作:ジョン・フィリップス、ニール・ダンカン
演出:ジム・フィールド・スミス、ロバート・クイン
音楽:バリントン・フェロング
キャラクター原案:コリン・デクスター
<出演>
ショーン・エヴァンス(エンデバー・モース役/声:矢野正明)
ロジャー・アラム(フレッド・サーズデイ警部役/声:土師孝也)
アントン・レッサー(ブライト警視正役/声:佐々木睦)
ショーン・リグビー(ジム・ストレンジ巡査部長役/声:丸山壮史)
ジェームズ・ブラッドショー(ドクター・マックス・デブリン役/声:魚建)
ダコタ・ブルー・リチャーズ(トルーラブ巡査役/声:野首南帆子)
ルイス・ピーク(ジョージ・ファンシー刑事巡査役/声:露崎亘)
<放送情報>
11月3日(土・祝)午後1:00~(全2話)WOWOWプライム
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<関連番組>
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10月30日(火)~11月1日(木)[二][字]
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