『The Office』スティーヴ・カレル、『フレンズ』ジェニファー・アニストンとApple製作ドラマで共演

大ヒットしたシットコム『フレンズ』のレイチェル役でブレイクしたジェニファー・アニストンと、米HBOの『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』の出演で知られるオスカー女優のリーズ・ウィザースプーンが、米Apple製作の新シリーズで共演することは以前お伝えしたとおり。今回この新作に、イギリスで放送されていた同名の番組をリメイクし、9シーズン続いた米NBCの『The Office』に主演していたスティーヴ・カレルが出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

朝の情報番組を舞台に、ニューヨークのメディア業界が描かれるタイトル未定のこの新作は、全20話で2シーズン分の製作がすでに決定している。同作は、米ジャーナリストであるブライアン・ステルター著の「Top of the Morning: Inside the Cutthroat World of Morning TV(原題)」を題材にしており、『プロメテウス』のマイケル・エレンバーグが製作総指揮を務める。

スティーヴは、朝の情報番組の司会者を務めるミッチ・ケスラー役で男性のメインキャストを務める。ミッチは、変革時期を迎えているメディア業界との繋がりを維持するのに苦労するという役どころ。スティーヴにとっては、本作が『The Office』が終了以来のTVドラマレギュラー復帰作となる。

スティーヴは俳優としてだけではなく、『40歳の童貞男』で脚本と制作総指揮も務め、その後も『ゲット スマート』『フォックスキャッチャー』『カフェ・ソサエティ』など様々な映画に出演。また、『怪盗グルー』シリーズでは声優としてグルーの声を担当するなど多方面で活躍している。

一方、ジェニファーもこの新作で、『フレンズ』以来のTVドラマレギュラー復帰を果たす。『シェイムレス』『LEFTOVERS』シリーズのミミ・レダーが監督とプロデューサーを、『ベイツ・モーテル』のケリー・エーリンが、ショーランナーを担う。またジェニファーとリーズは製作総指揮も兼任し、題材となった本の著者ステルターはコンサルタントとして製作に携わる。

リーズとジェニファーにスティーヴという豪華キャストが共演するシリーズに、今後も注目していきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:スティーヴ・カレル
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