映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや『アバウト・ア・ボーイ』で女性を利用するいい加減なダメ男役を演じたり、最近ではドラマ『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』で実在した政治家ジェレミー・ソープに扮し、その人間臭さを上手に表現した演技が話題を呼んだヒュー・グラント。幅広い役どころを演じわける彼が、ニコール・キッドマンが主役を務める米HBOの新ミニシリーズ『The Undoing(原題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
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全6話で構成されるミニシリーズは、ジーン・ハンフ・コレリッツの小説「You Should Have Known」のドラマ化となる。ニコールが演じるセラピストのグレース・サッシュは、献身的な医師の夫ジョナサンとニューヨークの名門私立校に通う息子に囲まれ、公私ともに順風満帆。処女作となる著書も出版される目前で、自分が思い描いた通りの人生を送っていた。ところが本が出版される一週間前、ある人の暴力的な死や夫の失踪といった不幸な出来事が次々に起こり、グレースは自分の人生を手放して、息子と自分自身のために新しい人生を築き直さなければならなくなる...。
ヒューが演じる著名な小児腫瘍学者ジョナサンは、ニコール演じる妻グレースに献身的で息子を大切にしているという役どころ。しかし、忽然とジョナサンが姿を消したことで彼の過去に調査の目が向けられ、次々に問題が浮上することになるとのこと。
ニコールは主演するだけでなく、同じくHBO製作による『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』で組んだパー・サーリとブルーナ・パパンドレア、デイビッド・E・ケリーと共に製作総指揮に名を連ね、ケリーは脚本・ショーランナーも兼任することになっている。
ヒューは、『ノッティングヒルの恋人』や『アバウト・ア・ボーイ』『ラブ・アクチュアリー』『コードネーム U.N.C.L.E.』といった多くの人気映画に出演したのち、2018年に実話を元にしたミニシリーズ『英国スキャンダル』で25年ぶりにTVシリーズレギュラー出演を果たした。『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』詳細はこちら。(海外ドラマNAVI)
Photo:ヒュー・グラント
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