『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』クリエイター、「新シーズンが製作されても〇〇は登場しない」

米作家シャーリイ・ジャクスンによる小説「丘の屋敷」をドラマ化した、Netflixのホラーミニシリーズ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』。高い評価を受けた本シリーズのシーズン2製作が期待されているが、クリエイターのマイク・フラナガンが、新シーズンが製作されても登場しないある存在について明かしている。

原作では、超常現象を研究している学者が有名な幽霊屋敷で、超常体験をした人たちと共に過ごすというオカルトものだったが、ドラマ版では幽霊屋敷に住んでいたクレーン一家の恐怖体験とトラウマが過去と現在を交差しながら描かれ、かなり人気を呼んでいる作品だ。

米TV Lineのインタビューに応じたフラナガンが、「新シーズンにクレーン家のメンバーが登場する可能性がありますか?」との質問に次のように答えている。「シーズン1の物語は終わるべくして完結したから、それはないね。だからクレーン家の誰かを再び描いたり、カメオ出演させることも考えられないよ。あのままで彼らを記憶に留めて、そっとしておきたいんだ」と、シーズン2へ更新されてもクレーン家について描くつもりはないと明言している。

現時点でNetflixは本シリーズの新シーズン製作を発表していないが、フラナガンは仮にシーズン2が実現するにしても、それは彼が手掛けるホラー映画『シャイニング』の続編となる『Doctor Sleep(原題)』の撮影が終わってからになるとも述べていた。

『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』には、クレーン家の父親ヒュー役でティモシー・ハットン(『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』)、若き日のヒュー役でヘンリー・トーマス(『E.T.』)、母親オリヴィア役でカーラ・グギーノ(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』)、長男スティーヴン役でミキール・ハースマン(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、次男ルーク役でオリヴァー・ジャクソン=コーエン(『セルフリッジ 英国百貨店』)、長女シャーリー役でエリザベス・リーサー(『グッド・ワイフ』)、次女セオドラ役でケイト・シーゲル(『ジェラルドのゲーム』)、三女ネル役でヴィクトリア・ペドレッティ(『Once Upon a Time in Hollywood(原題)』)が出演している。

『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』はNetflixにて独占配信中。『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』作品データベースはこちら(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』
Steve Dietl/Netflix