『プリーチャー』クリエイター陣がノンフィクション小説「セガ vs. 任天堂」の仁義なき戦いをドラマ化!

DCコミックスの人気作をドラマ化した超過激なアクション満載のドラマ『プリーチャー』などを手掛けるセス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグのコンビが、ブレイク・J・ハリスによるノンフィクション小説「セガ vs. 任天堂 ゲームの未来を変えた覇権戦争」をドラマ化することがわかった。米Varietyが報じている。

原作では、アーケードゲーム専門の中小メーカーにすぎなかったセガが、家庭用ゲーム機市場の90パーセントを占めていた任天堂に匹敵するほどまでに成長する過程と、両社の間で引き起った莫大な収益をめぐる"仁義なき戦い"が綴られている。

冒険アクション大作『キングコング:髑髏島の巨神 』でメガホンを取ったジョーダン・ヴォート=ロバーツが、ミニシリーズのパイロット版で監督を務め、脚本を担うのは、Netflixのモキュメンタリーシリーズ『アメリカを荒らす者たち』のマイク・ロソリオ。二人は、自身のプロダクション会社Point Grey Picturesのもとプロデュースを手掛けるローゲン&ゴールドバーグ、スコット・ルーディン&イーライ・ブッシュ(『エクス・マキナ』)、ジュリアン・ローゼンバーグ(『Nostalgia Boy(原題)』)、ジョナ・チュリス(『The Superagent(原題)』)らと共同製作総指揮にも名を連ねている。

2014年に、ローゲンとゴールドバーグが映画版「セガ vs. 任天堂」を製作すると発表され、ローゲンは映画版に取り掛かる前にドキュメンタリー作品をリリースすると述べていたが、映画の代わりにミニシリーズが製作されることになったようだ。

これまでにローゲン&ゴールドバーグは、アクション映画『グリーン・ホーネット』やコメディ映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』などを手掛け、ローゲンは俳優としても出演。二人は、株暴落をテーマにした米Showtimeの新作ドラマ『Black Monday(原題)』と、Amazonのアメコミドラマシリーズ『The Boys』の製作も進めている。

ドラマ版「セガ vs. 任天堂」が、どのプラットフォームでリリースされるかなどの詳細は不明。キャストやリリース日などが決定次第、お伝えしていきたい。