Netflix製作によるマーベル・アクションドラマシリーズ『Marvel デアデビル』がシーズン3でキャンセルされることになり、『Marvel アイアン・フィスト』と『Marvel ルーク・ケイジ』の後を追う結果となってしまった。英Digital Spyをはじめとする複数メディアが報じている。
『デアデビル』はNetflixに登場した初のマーベルシリーズで、その後に『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』と『ルーク・ケイジ』『アイアン・フィスト』が製作され、その4作品のヒーロー&ヒロインが集結した『Marvel ザ・ディフェンダーズ』、スピンオフ版となるフランク・キャッスルを主役にした『Marvel パニッシャー』も配信された。
Netflixの広報担当者が、「『デアデビル』のシーズン4はNetflixに戻って来ません。我々は、ファイナルとなったシーズン3に誇りを持っています。ファンには辛い報告となってしまいましたが、この章で格調高く終えるのがベストだと感じました」とコメントし、ファンと製作チームに感謝の意を伝えている。
キャンセルされた3シリーズは、高い視聴率は稼げなかったもののファンの間で評価は低くなく、2019年から開始されるディズニーの新配信サービス「Disney+」で新シーズンが製作されるのではないかとの声もあったようだ。しかしディズニーは、『デアデビル』『アイアン・フィスト』『ルーク・ケイジ』のいずれも「Disney+」で続編を製作するつもりはないようだ。
そして、「Disney+」がマーベル映画『アベンジャーズ』シリーズなどでお馴じみのロキと、スカーレット・ウィッチを主役にしたミニシリーズの企画が進められており、映画版でロキを演じたトム・ヒドルストンがロキを演じることが決定している。
Netflixのマーベルシリーズは、『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』がシーズン3、『Marvel パニッシャー』がシーズン2へ更新されたが、配信開始日はまだ未定。なお、キャンセルされたシリーズについては、このままNetflixでストリーミングが可能だ。
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Photo:『Marvel デアデビル』(C)Barry Wetcher/Netflix