2019年1月に開催される第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式の司会に、『グレイズ・アナトミー』のクリスティーナ役や、話題の新作サスペンスドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』に主演するサンドラ・オーと、シットコム『ブルックリン・ナイン-ナイン』のジェイク役で知られるコメディアンで俳優のアンディ・サムバーグに決定した。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
単独ではなく二人で司会を務めるのは、2013年から2015年まで3年連続で司会を務めた人気コメディエンヌで俳優のティナ・フェイとエイミー・ポーラー以来。
アンディは、2014年のゴールデン・グローブ賞において『ブルックリン・ナイン-ナイン』でコメディ部門の主演男優賞を受賞している。また、ゴールデン・グローブ賞の放送局である米NBCの長寿番組『サタデー・ナイト・ライブ』出身で、ティナとエイミーも同番組出身。生放送の番組には慣れている模様。そして相方となるサンドラも、2006年に『グレイズ・アナトミー』で助演女優賞を受賞している。
そんなゴールデン・グローブ受賞歴のある二人は、実は去る9月にすでにペアとしてNBCで放送されたプライムタイム・エミー賞のプレゼンターを務めている。映画『ラ・ラ・ランド』のジョークを混ぜたトークで会場を沸かせた二人は、同局の上役の目に留まったのだろう。
NBCエンターテイメントのジョージ・チークスとポール・テレジーは今回の司会者決定に際して、以下のように声明を発表した。「サンドラをアンディは、この全世界が注目するアワードの司会に完璧な二人です。世界最高レベルの映像作品で溢れかえっている会場を、ウィットと愛らしさ、スタイリッシュな雰囲気で包み込むことでしょう」
NBCは過去23年にわたって同賞を中継放送しているが、9月の時点では今回の放送権を獲得しないでいた。だが結果的にさらに8年の放送権を取得したと言われている。
ハリウッド外国人映画記者協会会長のメアー・タトナは、「サンドラとアンディを、ハリウッドで最高の夜の日に司会者として迎えられることを嬉しく思っています。ゴールデン・グローブ賞の受賞歴あるお二人は、テレビや映画で常に活躍しています。彼らがどのような素晴らしいやりとりを見せてくれるか楽しみにしています」とコメントした。
また、同賞の放送を担当するdick clark プロダクション社長のマイク・マハンは、「この学期的な組み合わせの二人は、この素晴らしい授賞式に完璧だと思います」と述べた。
同賞は過去に、ティナとエイミー以外でリッキー・ジャーヴェイス(『デレク』)、ジミー・ファロン(『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon(原題)』)、セス・マイヤーズ(『Late Night with Seth Meyers(原題)』)などを司会に迎えていたが、サンドラは今回初めて白人以外の司会者となる。
サンドラとアンディの司会が見られる第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式は、現地時間2019年1月6日(日)にロサンゼルスで開催される。(海外ドラマNAVI)
Photo:サンドラ・オー&アンディ・サムバーグ
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