『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』のアンソニー・"トニー"・ディノッゾ役で知られ、現在は米CBSの法廷ドラマ『BULL/ブル 法廷を操る男』で主演・製作を務めているマイケル・ウェザリー。彼が共演者にセクハラ疑惑で訴えられ、米CBSが950万ドル(約10億円)を支払うことで和解になったと、米TV Lineをはじめとする複数のメディアが報道。それを受けて元共演者たちが擁護している。
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複数回にわたり卑猥なコメントを受けたとしてマイケルを訴えたのは、『BULL』のシーズン1後半から3話にわたりJ・P・ネリー役でキャストに加わったエリザ・ドゥシュク。彼女がマイケル本人に彼の言動について苦情を申し立てた後に、J・Pが物語から締め出されたと伝えられている。その後にCBSはエリザと交渉に入り、局が4シーズン分の出演料にあたる950万ドルを支払うことで和解に至ったようだ。
この件について、マイケルは米New York Timesに声明を発表。「番組の収録中に脚本のセリフについて嘲るようなジョークを発し、私が使う言葉とユーモアにエリザが不快を感じたと聞き、彼女の気分を害したことを恥ずかしく思い、直ちに謝罪しました。この件を振り返り、自分の発言が面白くもなければ適切でもなかったことを理解し、エリザの気持ちを傷つけてしまったことを反省しています」と謝罪した。そして、エリザが演じるキャラクターが作品から消えたことについては、自分は関与していないと否定している。
『NCIS』で15シーズンにわたりアビー役を演じたポーリー・ペレットは、今回の出来事を耳にして、「マイケルのことを良く知っているし、彼のことが大好きで尊敬していて信用もしている。20年来の友情と尊敬心があるし、彼は最高だわ。マイケル、あなたのことが大好きよ。これからもずっと」とツイートし、マイケルとのツーショット写真を投稿。
さらにシーズン3までケイト・トッド役で出演していたサッシャ・アレクサンダーも、「マイケルと共演したことがあるけど、いつも笑わせてくれた本当の友人だし、すごく心が広い人よ」とツイートしてマイケルを擁護している。
現時点では、エリザがマイケルをセクハラで告発した件を受け、彼が何かしら処分を受けるのかどうかといった詳細は不明だ。
『BULL/ブル 法廷を操る男』の見どころなどは作品データベースから。(海外ドラマNAVI)
Photo: 『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』
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