『ゲット・アウト』監督によるAmazonのナチ狩りドラマの主役が決定⁉

人種差別をテーマにしたホラー映画『ゲット・アウト』で脚本・監督・製作を手掛け、アカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピール。彼が指揮を執り、ナチ狩りを描く米Amazonの新作ドラマシリーズ『ナチ・ハンターズ』(原題:The Hunt)の主役候補が明らかとなった。米Varietyが報じている。

『ナチ・ハンターズ』の舞台は、ナチス高官が身を潜める1977年のNY。謎の侵入者に祖母を殺害されたジョナ・ヘイレルバウムが犯人を捜すうちに、"ザ・ハント"と呼ばれる組織と関わるようになる。ザ・ハントは、米国で第四帝国(第三帝国はナチス政権下のドイツ)の創立を企む何百人ものナチス高官を見つけ出し、全滅させようと動いている組織で、ジョナがナチ狩りに加わる展開となるようだ。

そして、主人公ジョナ役の出演交渉に入っていると伝えられているのが、映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズで主人公パーシーを演じたローガン・ラーマン。映画『ウォールフラワー』ではエマ・ワトソン(『ハリー・ポッター』)と共演し『ハッピーエンドが書けるまで』や大作映画『ノア 約束の舟』、『ヒューリー』などにも出演している期待の若手俳優だ。

全10話となるシリーズで脚本・クリエイターを務めるのは、映画『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』で製作総指揮を務めたデヴィッド・ヴェイル。復讐ドラマ『リベンジ』で脚本を手掛けたニッキー・トスカーノとピールが製作総指揮を担い、同じくウィン・ローゼンフェルド(『ブラック・クランズマン』)、トム・レジンスキー(『TABOO』)、ジェナ・サントイアーニ(『ミスター・メルセデス』)も製作に名を連ねている。

俳優としても活躍するピールは、ドラマ版『FARGO/ファーゴ』や『ウェット・ホット・アメリカン・サマー:キャンプ1日目』などに姿を見せ、リバイバルが決定したオムニバスドラマシリーズ『トワイライト・ゾーン』ではナレーターを務めることも決定。未公開映画『キアヌ』では製作・脚本・出演の3役をこなしている。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ローガン・ラーマン
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