Facebookの動画サービス「Watch」が、『スキャンダル 託された秘密』に主演したケリー・ワシントンが製作する『Five Points(原題)』をはじめとする、オリジナルシリーズ4本をシーズン2へ更新したことがわかった。米Varietyが報じている。
それでは、Facebook「Watch」が力を入れている4作品について、以下に紹介していこう。
『Five Points(原題)』
『スキャンダル』のケリー・ワシントンが製作総指揮を、トーマス・カーター(『ROOTS/ルーツ』)が監督を務めるシリーズ。シカゴ南部を舞台に、人生がひっくり返るような出来事を経験した5人の高校生が、それぞれ違う視点で問題の出来事を語り、徐々に真実が明かされていく展開となる。『CSI:サイバー』でレイヴン役を演じたヘイリー・キヨコ、モデルで女優のマディソン・ペティス(『コーリー ホワイトハウスでチョー大変!』)、ナサニエル・ジェームズ・ポトヴィン(『超電メカ X4』)らが出演。クリエイターを務めるアダム・ギオウドロン(『ブラックライトニング』)が脚本を担うシリーズのフォロワーは39万9000人。
『Sorry for Your Loss(原題)』
お悔やみの言葉「Sorry for Your Loss(=お悔やみ申し上げます)」をタイトルに冠した本作の主人公は、夫マットを若くして亡くしたリー。悲しみの真っ只中にいる彼女は夫と暮らしたアパートに戻ることができず、母アミーの家に身を寄せることに。上辺だけのお悔やみを口にする周囲の人に頼ることができないリーは、幸せへの道を手探りしながら自分の力で前へ進もうとする――。リーを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ役で知られるエリザベス・オルセン。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からローズ役で出演しているケリー・マリー・トラン、『LEFTOVERS/残された世界』マイケル・マーフィ役のジョヴァン・アデポらが出演。『ゼルダ ~すべての始まり~』で脚本を手掛けたキット・ステインケルナーがクリエイターを務めている。本作のフォロワーは14万6000人。
『Sacred Lies(原題)』
本シリーズは新進気鋭のヤングアダルト作家、ステファニー・オークズの処女作「Sacred Lies of Minnow Bly」のドラマ化。カルト集団に属していた10代の少女ミノーが教団を抜け出して保護されるが、彼女は逃げる前に両手を斧で切り落とされていた。ついに自由を取り戻せたかと思えた矢先に、"預言者"と呼ばれていた教団のリーダーが殺害され、ミノーが事件の鍵を握っていると判断したFBIが彼女を矯正施設に送り、再び自由を奪われてしまう...。本作は、かなりグロテスクな描写が多いが1話の尺が約30分と短く、あまり重い気持ちにならずに凝縮されたミステリーを楽しめる作りとなっている。ヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』の脚本家ラエル・タッカーと、シリーズで監督を務めたスコット・ウィナントが指揮を執り、シリーズのフォロワーは34万3000人。
『Huda Boss(原題)』
美容ブロガーである34歳のフーダ・カタンが美容ブランド"Huda Beauty"のCEOとなり、いかに自分でビジネスを経営していくかという実情をシェアしていくリアリティ番組。番組のフォロワーは41万7000人で、シーズン2へ更新された4作品のなかで最も多い。
(海外ドラマNAVI)
Photo:
ケリー・ワシントン(C) ABC/ Heidi Gutman
エリザベス・オルセン(C) JMVM/FAMOUS