Netflixのフィギュアスケート・ドラマにオリンピック選手のジョニー・ウィアーが出演!

フィギュアスケートをテーマにしたNetflixの新作ドラマ『Spinning Out(原題)』に、アメリカ出身のフィギュアスケーターで、2006年のトリノオリンピックで5位、2010年のバンクーバーオリンピックで6位に入賞したジョニー・ウィアー元選手をはじめとする新キャストが決定したことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

本作の主人公は、転倒で大怪我を負い大会に出場できなくなっていた女子フィギュアスケート選手のキャット・ベイカー。選手として再起を図る彼女が、才能はあるがバッドボーイとして悪評が高いジャスティンと組むことなり、二人が目の前に立ちはだかる数々の試練に四苦八苦する――というストーリー。

ジョニーは、全米世界選手権で2004年から三連覇を成し遂げ、2008年の世界選手権では銅メダルに輝いたが、2013年に引退を発表した。米NBCのニュース番組でレポーターを務めたり、コメディ映画『ズーランダー NO.2』に俳優として出演したこともある。人気アニメシリーズ『ファミリー・ガイ』では、本人役で声優も務めた。

ジョニーが演じるスケート選手のゲイブは、一見のんびりしていて呑気な性格に見えるが、キャットとジャスティンを打ち負かすためには何でもする...という競争心が激しい役どころ。もともとキャット役は『スクリーム・クイーンズ』や、『アメリカン・ホラー・ストーリー』などに出演しているエマ・ロバーツが演じるはずだったが、スケジュールの都合で降板。その代わりに、SFアクション映画『メイズ・ランナー』でテレサ役を演じた、カヤ・スコデラーリオが代打で出演することが決定したばかりだ。

ジャスティン役を演じるのは、『ARROW/アロー』で警官のニック・アナスタス役に扮したエヴァン・ロドリック。サラ・ライト(『バリー・シール/アメリカをはめた男』)がジャスティンの義母マンディ役を演じ、イギリス人の魅力的なコーチ、ミッチ役にウィル・ケンプ(『クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮 -決断-』)、ゲイブのスケートパートナーのリー役にケイトリン・リーブ(『ハートランド物語』)、キャットの口が悪い親友ジェン役にアマンダ・ゾウ(『Blood and Water(原題)』)、キャットのバイト先の同僚マーカス役にミッチェル・エドワーズ(『THAT/ザット』)がキャスティングされている。

10話構成となるシリーズで指揮を執るのは、ミステリー・スリラードラマ『ミスター・メルセデス』で脚本を務めたサマンサ・ストラットン。

『Spinning Out』は、Netflixにて2019年に配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョニー・ウィアー
(C) FAM008/FAMOUS