【米Entertainment Weeklyが選ぶ】2018年リリースドラマ、ワースト5を発表!

2018年も数多くの新作&人気ドラマの新シーズンが放送&配信されたが、米エンタメ情報サイトEntertainment Weekly(以下EW)が、今年リリースされたドラマの中からワーストドラマ5作品を発表したので紹介しよう。

【米Entertainment Weeklyが選ぶ】2018年の新作ドラマ・ワースト5

5位: 『レヴェリー 仮想世界の交渉人』(米NBC)
自分の理想とする世界を作り出すことができるオニラ社のVRプログラム「レヴェリー」に陶酔しすぎたユーザーを、現実世界へ引き戻す交渉人マラの活躍を描くシリーズ。『パーソン・オブ・インタレスト』のサマンサ"サミーン"・ショウ役で知られるサラ・シャヒが主演したが、シーズン1でキャンセルに。EWには、「UPN(過去に存在していたTV局)が90年代に製作して、お蔵入りになったドラマみたい」だと酷評されてしまった。『レヴェリー 仮想世界の交渉人』は、Huluプレミアにてシーズン1を配信中。見どころはこちらの作品データベースから

4位:『Sweetbitter(原題)』(米Starz!)
無一文なのにNYに引っ越してレストランで働き始めたテス(エラ・パーネル『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』)が、飲食業界で働くことがどんなに大変か痛感する...というストーリー。EWは、「この料理(シリーズ)をシェフに突き返したい。超煮すぎ」だとコメントしている。

3位: 『欲望は止まらない!』(Netflix)
実話をもとにした本シリーズは、元弁護士のボブ(ダラス・ロバーツ『グッド・ワイフ』)が美人コンテストの出場者を指導するコーチに転身し、いじめられっ子の女子高生(デビー・ライアン『ジェシー!』)を変身させることに挑む展開となる。配信前から、「過剰なダイエット文化と女性の体を性の対象として見ることを助長している」と激しく非難されたが、「2018年に最もNetflixでイッキ見された番組」の9位にランクインする結果に。視聴率が良かったからか、シーズン2への更新が決定している。『欲望は止まらない!』はNetflixでシーズン1を配信中。見どころはこちらの作品データベースから

2位:『Who Is America?(原題)』(米Showtime)
『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のクリエイター&主演で知られ、『レ・ミゼラブル』などにも出演している英コメディアン、サシャ・バロン・コーエンが手掛けるシリーズ。サシャがイスラエルの軍人に扮し、現代アメリカを痛烈に皮肉ってハチャメチャをする番組で、EWは、「人はカメラの前で突拍子もないことを言うもの。本当に力量があるなら、まともなことを言わせることができるはず」だと評されている。

1位: 『ロスト・イン・スペース』(Netflix)
1960年代の名作SFアドベンチャードラマ『宇宙家族ロビンソン』を、壮大なスケールでドラマ化したシリーズ。EWは、「90分で描けるプロットを延々と10話にまで引き延ばし、バカげたシーンにお金を掛けているように見せている」と、なかなかキツいレビューとなっている。『ロスト・イン・スペース』見どころはこちらの作品データベースから

ワーストに選ばれてしまったシリーズも、話題性のある作品ばかり。視聴してみたら意外とあなたのお気に入り作品になってしまうかもしれない。(海外ドラマNAVI)

Photo:
Netflixオリジナルシリーズ『ロスト・イン・スペース』
『欲望は止まらない!』(C) Tina Rowden/Netflix