現地時間1月6日(日)ロサンゼルスにて開催された第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式。ハリウッド外国人映画記者協会の所属会員が選定する同賞は、アカデミー賞の前哨戦とも言われている。そして、ドラマ部門作品賞を受賞したのは日本でも大ヒットしている『ボヘミアン・ラプソディ』、コメディ/ミュージカル部門作品賞はヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリが共演するロードムービ『グリーンブック』。また、日本作品もノミネートされ注目されていた外国語映画賞は、『ROMA/ローマ』が見事受賞し、同作は監督賞にも選ばれた。
受賞結果は以下の通り。(★印太字が受賞者/受賞作品)
【ドラマ部門 作品賞】
『アリー/スター誕生』
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ビール・ストリートの恋人たち』
★『ボヘミアン・ラプソディ』
【ドラマ部門 男優賞】
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
★ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』
ジョン・デヴィッド・ワシントン『ブラック・クランズマン』
ルーカス・ヘッジズ『ある少年の告白』
【ドラマ部門 女優賞】
★グレン・クローズ『天才作家の妻 -40年目の真実-』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
レディー・ガガ『アリー/スター誕生』
ニコール・キッドマン『Destroyer(原題)』
ロザムンド・パイク『A Private War(原題)』
【コメディ/ミュージカル部門 作品賞】
『クレイジー・リッチ!』
『女王陛下のお気に入り』
★『グリーンブック』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『バイス』
【コメディ/ミュージカル部門 男優賞】
★クリスチャン・ベイル『バイス』
リン=マヌエル・ミランダ『メリー・ポピンズ リターンズ』
ロバート・レッドフォード『The Old Man & The Gun(原題)』
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』
ジョン・C・ライリー『Stan & Ollie(原題)』
【コメディ/ミュージカル部門 女優賞】
★オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
エミリー・ブラント『メリー・ポピンズ リターンズ』
シャーリーズ・セロン『タリーと私の秘密の時間』
エルシー・フィッシャー『Eighth Grade(原題)』
コンスタンス・ウー『クレイジー・リッチ!』
【助演男優賞】
ティモシー・シャラメ『ビューティフル・ボーイ』
★マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
【助演女優賞】
エイミー・アダムス『バイス』
★レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
クレア・フォイ『ファースト・マン』
【アニメ作品賞】
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
★『スパイダーマン:スパイダーバース』
『未来のミライ』
【外国語映画賞】
『Girl(原題)』(ベルギー)
『Never Look Away(英題)』(ドイツ)
★『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)
『Capernaum(原題)』(レバノン)
【監督賞】
アダム・マッケイ『バイス』
★アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
ピーター・ファレリー『グリーンブック』
【脚本賞】
アダム・マッケイ『バイス』
バリー・ジェンキンズ『ビール・ストリートの恋人たち』
★ニック・ヴァレロンガ&ピーター・ファレリー&ブライアン・クリー『グリーンブック』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ『女王陛下のお気に入り』
【作曲賞】
★『ファースト・マン』
『犬ヶ島』
『ブラックパンサー』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『クワイエット・プレイス』
【主題歌賞】
「All the Stars」『ブラックパンサー』
「Girl in the Movies」『Dumplin"(原題)』
「Requiem For a Private War」『A Private War(原題)』
★「Shallow」『アリー/スター誕生』
「Revelation」『ある少年の告白』
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ボヘミアン・ラプソディ』(c)2018 Twentieth Century Fox
『ROMA/ローマ』(c)Netflixオリジナル映画