『ER』超え間近!『グレアナ』シーズン15、合計25話とエピソード数が拡大

シアトルの大病院で働く外科医を描いた大ヒットメディカルドラマ『グレイズ・アナトミー』。現在本国アメリカではシーズン15が放送中だが、3話追加されて合計25話構成になることが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

同作の1シーズンが25話以上の構成になるのは、シーズン11(全25話)以来。その前に25話を超えたのはシーズン3まで遡り、シリーズ最多はシーズン2の全27話となる。

同作は、2018年~2019年シーズンの米ABCのドラマシリーズでトップに君臨しており、18~49歳の層では平均3.1レーティングを誇る。また、1994年から同じく15シーズン続いた米NBCの大ヒット医療ドラマ『ER 緊急救命室』は全331話だが、全米で1月17日(木)に通算326話目が放送となる本作が2月か3月には総エピソード数で『ER』を超えると見られている。

シーズン15では、シーズン6~8でレギュラーとして出演していたテディ・アルトマン医師役のキム・レイヴァーがレギュラー復帰。さらに、人気青春ドラマ『The O.C.』で主人公マリッサの元彼ルークを演じていたクリス・カーマックが、リンカーン医師役で1話目から出演している。

現時点ではシーズン16への更新は発表されていないが、医療ドラマとして新記録となるシーズン16が製作されるか否かは、主演女優であり現在はプロデューサーや監督も務めている主人公メレディス・グレイ役のエレン・ポンピオ次第と言われている。製作総指揮を担うションダ・ライムズが2017年にNetflixと契約を結んだと報じられた際には、同作の更新に影響が出るかと思われたが、最初の7シーズンのプロデューサーだったクリスタ・ヴァーノフがシーズン14から復帰しており、ションダが離脱するとしても影響はないようだ。

クリスが新たにキャストに加わり、話数も拡大した『グレイズ・アナトミー』シーズン15は、米ABCにて毎週木曜日に放送。『グレイズ・アナトミー』の海外ドラマNAVI作品データベースはこちら。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グレイズ・アナトミー』
(c)ABC/Derek Johnson