人気犯罪捜査ドラマ『シカゴ P.D.』でエリン・リンジー捜査官役を演じ、シーズン4で降板したソフィア・ブッシュが当時を振り返り、「シリーズに出演していた時は本当にアンハッピーだった」と明かしていることがわかった。米TV Lineが伝えている。
俳優ダックス・シェパード(『The Ranch ザ・ランチ』)が司会を務めるポッドキャスト番組『Armchair Expert』に出演したソフィアが、「私は"耐えられないようなこと"を耐えるよう、自分の脳をプログラミングしていたの」と発言している。そして、「Onsite」というカウンセリング・プログラムを通してメンタル・ヘルスのワークショップに参加した後、"あること"を悟ったとも語っている。
「私にとって、"それが何だか必ずしも分かってはいないかったかもしれないけど、現状は私にとって良くない。全てを変えなければ"と悟ったことが大きかった。それが、私が仕事を辞める大きな転機になったの」と胸中を明かしたソフィア。
続けて、冬は氷点下にもなるという厳しいシカゴでの撮影で、長時間屋外にいたため体調を崩しかけていたこともシリーズを去る理由の一つだったようだ。「良い子でい続けて馬のように働くよう、私はプログラミングされていたの。それに常に私は、番組やスタッフのために船を引っ張っていくタグボートでいることを優先させていた、自分の健康よりもね。だけど、現実は本当にアンハッピーで私自身バラバラになりかけていたのに」と述べている。
以前にソフィアは、シーズン3が終わったタイミングで撮影中に経験した出来事についてプロデューサーに相談したが、何も変わらなかったとも語っていた。2017年11月には、ハンク・ボイド刑事役のジェイソン・ベギーが撮影現場で怒鳴り散らすなどの行為をしたとして、共演者やスタッフから苦情を受けたNBCが調査を始めたと報じられていた。
作年9月に米CBSの新作スパイドラマ『Surveillance(原題)』への出演が決定し、NSA(米国家安全保障局)の通信局長を演じることになっているソフィア。体調を整えた彼女の活躍にこれからも期待していきたい。
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Photo:ソフィア・ブッシュ(C) NYKC/FAMOUS