最近は、DCコミックスがデジタル映像配信サービス「DC Universe」を立ち上げ、ディズニーも今年「Disney+（プラス）」を開始させる予定で、続々と新しいオンデマンド・サービスが誕生している。そんな中、2020年に米NBCユニバーサルが配信サービスをスタートさせるとのニュースが報じられた。一体どんなサービスになるのだろうか、米Deadlineが伝えている。
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スポンサーによって広告が提供される新配信サービスは、NBCユニバーサルの有料TV加入者は無料でサービスの利用が可能で、ComcastケーブルとSkyが、米国とヨーロッパを合わせた5200万人の加入者に配信サービスを提供するという。そして、広告フリーのバージョンも有料で利用でき、有料TVサービスを利用していない人でも配信サービスに加入できるとのこと。NBCユニバーサルは、新配信サービスのために特定の作品タイトルの著作権を保持しつつ、他スタジオやプラットフォームへコンテンツのライセンスを提供しづける予定だ。
NBCユニバーサルのCEOスティーヴ・バークは、他配信サービスで最も視聴されている作品の数多くがNBCによる製作であることを強調。そして、既存の配信サービスとは異なり、同社の新サービスは素晴らしいコンテンツとテクノロジーの専門知識、ComcastケーブルとSkyの広範囲にわたる配給を強みにしているとも述べている。
また、新配信サービスを開始させるにあたり、NBCのスポーツ部門でトップを務めていたマーク・ラザラスと、ユニバーサルの映画エンターテイメント・グループを監修していたジェフ・シェル会長の昇進が決定。このことから、NBCユニバーサルの配信サービスはスポーツなどのライブ配信コンテンツと、オンデマンドで楽しめる作品を中心に構成されるのではないかとも考えられる。
これまでにNBCは、大ヒットシットコム『フレンズ』や『シカゴ・ファイア』をはじめとする『シカゴ』シリーズ、『THIS IS US／ディス・イズ・アス』や『となりのサインフェルド』といった人気ドラマシリーズを数多く生み出している。（海外ドラマNAVI）
Photo：
『フレンズ』
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『シカゴ・ファイア』
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『THIS IS US』
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