世界中で大ヒットを記録した『タイタニック』でブレイクを果たし、『愛を読むひと』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ウィンスレット。名実ともにハリウッドを代表する女優となった彼女が、米HBOのミニシリーズ『Mare of Easttown(原題)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
ケイトは、ペンシルベニア州の田舎町イーストタウンで刑事を務める女性マーレを演じ、彼女の周りで人生が崩れかけている時に、地元で起きた殺人事件を捜査する展開になるという。
現時点で何話構成となるのかは不明だが、スパイドラマ『ジ・アメリカンズ』やNetflixの犯罪ドラマ『運命の7秒』などで監督を務めた、ギャヴィン・オコナーが全エピソードでメガホンを取るという。全話で脚本を手掛けるのは、アクション映画『ラン・オールナイト』と犯罪サスペンス映画『ファーナス/訣別の朝』でペンを執ったブラッド・イングルスビー。
ケイトは主演するだけでなく、オコナーとイングルスビー、マーク・ロイバル(『ノーカントリー』)、ポール・リー(『Woodshop(原題)』)と共同製作総指揮を担う予定。
演技派として名高いケイトは、21歳の若さで『いつか晴れた日に』の演技でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、それ以降も『タイタニック』や『エターナル・サンシャイン』をはじめとする作品で、7度もオスカー候補になっている。映画スターの座を確立したケイトだが、2011年に久しぶりにテレビ界に復帰。HBOのミニシリーズ『ミルドレッド・ピアース 幸せの代償』に主演し、ガイ・ピアース(『エイリアン:コヴェナント』)、エヴァン・レイチェル・ウッド(『ウエストワールド』)らと共演している。
ケイトが、どんな迫真の演技を見せてくれるのか楽しみな『Mare of Easttown』の放送日や、新キャストなどの詳細が決まり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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ケイト・ウィンスレット
(C) Lia Toby/FAMOUS