『レギオン』シーズン3で終了! そしてプロフェッサーXが登場!

マーベル「X-MEN」シリーズの設定をもとにドラマ化された米FXの『レギオン』が、シーズン3をもって幕を閉じることが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

本シリーズの主人公は、幼い頃から続く幻覚や幻聴に悩まされ、統合失調症の疑いから精神科病院で治療を受けていたデヴィッド・ハラー(ダン・スティーヴンス『ダウントン・アビー』)。実は彼こそが、地上最強のテレパスで他人の精神を自在に操る、"X-MEN"の創始者チャールズ・エグゼビア(通称プロフェッサーX)の息子にして、最強のミュータント"レギオン"だった。デヴィッド自身さえ知らなかったその事実により、彼は巨大な陰謀に巻き込まれていく...というストーリー。

クリエイターのノア・ホーリーは、「結末こそが物語の意味そのものだと思うんだ。『レギオン』は3つで完璧な物語になるとずっと思っていたよ」と2月4日(月)に行われたテレビ批評家協会冬のプレスツアーで述べた。

続けて、「この物語はデヴィッドの精神的な状態を描いているものなんだ。最初の頃の彼は、自殺しようとするほど精神的に追い詰められていて、そしてシド(レイチェル・ケラー『FARGO/ファーゴ』)に出会い平常心を取り戻していく。薬もちゃんと飲んでいたしね。一時はそれで良い状態だったが、デヴィッドは"薬なしでも大丈夫なんじゃないか"と思ってやめてしまうんだ。するとまた悪化してしまう。今、視聴者が見ているのはその状態の彼だね。問題は、最終的にデヴィッドは落ち着けるのか、それとももう永久にダメになってしまうのかということだよ。これを描くと、また物語の始めに戻ってしまうような気がする」と語った。

数値をみるところシーズン2は、シーズン1に比べて視聴率が半分以下に落ちており、その平均視聴者数は43万人。放送日から1週間後までの視聴者数も100万人に留まり、シーズン1の半数にしかすぎなかった。

また、終了の発表とともに、デヴィッドの父プロフェッサーXがシーズン3に登場することが明らかとなった。演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のヴィセーリス・ターガリエン役で知られるハリー・ロイド。さらに『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のジョアンナ・ウェリックを演じるステファニー・コーネリアセンが、デヴィットの母ガブリエル・ハラーとして出演することも分かった。

シーズン3では、原作「X-MEN」で描かれた同名キャラクターがもとになっているミュータント"スウィッチ"が登場することも明らかになっている。スウィッチ役に抜擢されたのは、Netflixのリアリティ番組『テラスハウス ALOHA STATE』に出演しているアジア系のローレン・サイ。

終了するとはいえ、最後まで豪華な顔ぶれで期待ができそうな『レギオン』シーズン3は、FXにて今年6月から放送予定。『レギオン』のみどころなどは、海外ドラマNAVI作品データベースにて。(海外ドラマNAVI)

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『レギオン』
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