2019年にディズニーが立ち上げる配信サービス「Disney+」で、新たなマーベル作品の製作が進んでいることは以前からお伝えしているとおり。そんな中、マイティ・ソーの弟ロキのTVシリーズが前進することが明らかになった。米Digital spyが報じている。
アニメ『リック・アンド・モーティー』で知られるマイケル・ウォルドロンが、ロキを主人公としたドラマシリーズのパイロット版を執筆。同時に製作総指揮とクリエイター、ショーランナーも務めるという。
ロキに扮するのは、映画『アベンジャーズ』や『マイティ・ソー』シリーズなどで同役を演じたトム・ヒドルストンだ。展開としては、ロキは人類の歴史的事件の目撃者として、外見を変えつつ世を欺く人物となるが、驚くべき状況下で人々のインフルエンサーになるというもの。ただ、あのタイタニック号を沈めた巨大な氷河を消滅させたり、エジプトのピラミッドの内部まで透視できる超人的眼力を持ったり、おそらくそういうことではないようだ。
先日ラジオ番組に出演したトムは、このロキ・シリーズについて以下のように語った。「今は、色んなアイデアや、ストーリー、宣伝などを厳選しているところだよ。でも、シリーズ化に向けて動いていることは間違いないよ」と、製作が進められていることを認めている。
続けて、「ディズニーは「Disney+」という配信サービスを予定していて、いつこのシステムがスタートするのかは知らないのだけど、ディズニーで製作されたものは、この配信サービスで視聴できるようになるよ。だから、『ライオン・キング』や『美女と野獣』『スター・ウォーズ』シリーズでも、ピクサー作品でも「Disney+」での配信になるんだ。だから、契約しないとね」と、コメントしている。
「Disney+」では、『スター・ウォーズ』や『ハイスクール・ミュージカル』のドラマシリーズの製作がすでに決定しており、アニメ映画『モンスターズ・インク』を復活させるプロジェクトも進めていると伝えられている。
マーベルがディズニー傘下になったことで、マーベル作品もこの新しい配信サービスで視聴できるようになるだろう。ドラマシリーズでロキの姿が再び見られる日を期待して待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『アベンジャーズ』より
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