見事な仕事ぶりながら、私生活では問題山盛りのER緊急救命室勤務の看護師ジャッキーが活躍するダークな医療コメディ『ナース・ジャッキー』で7シーズンにわたり主役を演じたイーディ・ファルコが、米CBSによる新作ドラマ『Tommy（原題）』のパイロット版で、ロサンゼルス市警初となる女性警察長を演じることがわかった。米TV Lineが報じている。
イーディが演じるのは元ニューヨーク市警察の警官で、ロサンゼルス市警で初となる女性警察長に任命されたアビゲイル・"トミー"・トーマス。トミーは法の執行だけでなく、断固とした誠実さと強硬な手段を使って社会＆政治問題や、国際安全保障問題を解決していくという役どころ。
パイロット版で脚本・製作総指揮を担うのは、人気医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』や『BULL／ブル 法廷を操る男』を手掛けたポール・アタナシオ。『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』や、『SUITS／スーツ』でエピソード監督を務めたケイト・デニスがメガホンを取ることになっている。
イーディはマフィア一家を描く『ザ・ソプラノズ／哀愁のマフィア』で、主人公トニー・ソプラノの妻カメーラを6シーズンにわたって演じ、米NBCの人気コメディ『30 ROCK／サーティー・ロック』や、重罪犯用のオズワルド刑務所を舞台にした米HBOドラマ『OZ／オズ』などにも登場している。近年は、『LAW & ORDER ロー＆オーダー』のスピンオフとなる、実際に起きたメネンデス兄弟による両親殺人事件を描くミニシリーズ『Law＆Order: True Crime--The Menendez Murders（原題）』で兄弟の弁護を引き受けたレスリー・アブラムソン弁護士を演じた。2018年には、HBOの新作アニメシリーズ『Animals.(原題）』でサイコ役の声を務めている。
『Tommy』の出演キャストなど新たな情報が入り次第お伝えしていきたい。（海外ドラマNAVI）
Photo:
イーディ・ファルコ©NYWJ/FAMOUS
