『ビバヒル』ブランドン役ジェイソン・プリーストリーが亡き友ルーク・ペリーへ贈った言葉

1990年代に大ヒットした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)のディラン役で知られるルーク・ペリーが急逝してから1週間。長年苦楽を共にしてきた同志たちが、彼への思いを言葉にしている。米USA Todayが伝えた。

『ビバヒル』でブランドンを演じたジェイソン・プリーストリーとディランを演じたルークは、プライベートでも親友同士だった。ジェイソンは7日(木)に『ビバヒル』時代、そして最近撮影されたルークとの2ショット写真をinstagramに投稿。そこで次のようにメッセージを綴った。

 

「この思いを文字にするまで数日かかった。29年来の親愛なる友人、ルーク・ペリーは僕にとって本当に特別な人の一人だった。ルークはスターだっただけでなく、信じられないほど眩しく輝いていた。そしてその光はあまりにも早く消えてしまった...。今、僕と多くの人は悲しみの中にいる。もしあなたが幸運にもルークのことを知っているなら、彼と出会ったことがあるなら、同じように悲しみに暮れていることだろう。2倍の明るさで燃えるキャンドルは、半分の長さしかもたない。君は本当に明るく燃えていたんだな、ルーク...。ゆっくり休んでくれ、大好きな王子」

バレリー役のティファニー=アンバー・ティーセンも、「共演してすぐに友人になった人を失った」とショックを隠せない。ティファニーはシーズン4で降板したブレンダ役のシャナン・ドハティと入れ替わる形でシーズン5からの参加だったが、ルークはそんな彼女を温かく迎え入れてくれたという。「私の『ビバヒル』初日、彼は広い心で歓迎してくれた。私にとって楽な日ではなかったの。他のみんなはすでに4年以上一緒にやっていて、本当の家族のようだった。そんな風に不安がる私のことをルークは気にかけてくれて、私も家族の一人なんだと感じさせてくれた」

 

メッセージの最後、ティファニーは「ルーク、今、私たちの世界には穴が空いているわ。あなたがここにいないから。でも天国では天使として迎えられているんでしょうね」と締めくくっている。

『ビバヒル』は米FOXにて今夏リバイバル版が放送予定。ジェイソンをはじめ、ケリー役のジェニー・ガース、スティーブ役のアイアン・ジーリング、デビッド役のブライアン・オースティン・グリーン、ドナ役のトーリ・スペリング、アンドレア役のガブリエル・カーテリスらが復帰する。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ジェイソン・プリーストリーとルーク・ペリー(2011年1月のもの)
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