コートニー・B・ヴァンス本日誕生日!『ベン・イズ・バック』重厚な物語を支える名演に脱帽!

本日3月12日(火)は、コートニー・B・ヴァンス59歳の誕生日! 2016年に放送された『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』でジョニー・コクラン弁護士を見事に演じ、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、エミー賞では主演男優賞を受賞も果たした実力派俳優。そんな彼の最新作『ベン・イズ・バック』が、5月24日(金)に公開! 本作のリアリティを力強く支えるコートニーの名演に迫ってみる。

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『ベン・イズ・バック』は、『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリア・ロバーツが主演を務め、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で同賞助演男優賞ノミネートの若手実力派俳優ルーカス・ヘッジズが共演し、第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した話題作。

クリスマス・イヴの朝、19歳のベン(ルーカス)は薬物依存症の治療施設を抜け出し、突然実家に戻り家族を驚かせる。久しぶりの再会に母ホリー(ジュリア)は喜び、温かく迎え入れるが、疑い深い妹アイヴィー(キャスリン・ニュートン『スリー・ビルボード』)と良識ある継父のニール(コートニー)は、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではと不安に駆られる。そして、このベンの帰宅によって、家族に思わぬ試練が降りかかる。

家族の絆をサスペンスフルに描いた"衝撃と感動"の本作で、継父のニールを演じるコートニー。近年は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でトム・クルーズと共演し、ウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』ではナレーターに挑戦するなど、大作映画でも堅実に活躍。さらに、ハーバード大学在学中から舞台でも活動するコートニーは、2013年に出演した「Lucky Guy」でトニー賞演劇部門を受賞するなど、幅広い分野で強い存在感と確かな実力を証明している。

私生活では女優アンジェラ・バセットとの間に双子をもうけ、まさに役柄と同じく一男一女の父でもあるコートニーについて、本作でメガホンを執るピーター・ヘッジズは、「彼は名優というだけではない。子煩悩な父親であり、立派な夫であり、素晴らしい息子でもある。ニールは自分の家族に何が起きているのかを、とてもはっきりと分かっている。コートニーも堅実で、揺るぎない精神の持ち主のように思えたので、私は彼が出演を承諾してくれた時、とてもうれしかった」と称賛している。

ベンを演じたルーカスも「僕は演劇学校に1年間通って、戯曲『フェンス』を勉強した。僕は、あの舞台の名場面の一つを何度も繰り返してビデオで観た。だから、ずっと憧れていた人物と共演できるなんて、本当に素敵な瞬間だった」と、以前からコートニーが特別な存在であり、コートニーと義理の親子関係を演じた喜びを明かす。

また、コートニーは演じたニールについて、「彼は、妻と自分の家族を愛している。そこで、"愛情ある厳しい態度が最良の解決策なのか?""我々はベンに可能性を与えているのか、彼を守っているのか、それとも彼を救っているのか?"という疑問が湧いてくる。彼らはかなり難しい選択を迫られるんだ」と語る。

着実にキャリアを積み重ね、家族構成も重なる彼ならではの視点で、複雑な役どころを絶妙に演じきり、リアリティ溢れる物語を支えている。厳しくも真摯に家族を想う継父ニールにも注目だ。『ベン・イズ・バック』は、5月24日(金)TOHO シネマズ シャンテほか 全国ロードショー!(海外ドラマNAVI)

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『ベン・イズ・バック』
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