『思春期まっただ中』クリエイター、プレミアリーグ選手を主役にした英コメディを製作へ

英E4のコメディドラマ『思春期まっただ中』を手がけたイアン・モリスとデイモン・ビーズリーが再びタッグを組み、プレミアリーグの選手について描くコメディドラマ『Afternoons(仮題)』を製作することが分かった。英BBC Newsが伝えた。

『Afternoons』の主人公となる3人のプレミアリーグの選手たちは「ゴールネットを揺らすことよりも、女性やお金、ソーシャルメディアの面ではるかに未熟な、世界から集まった少年たち」として描かれるといい、ピッチ外の生活と彼らの友情に焦点を当てる。「世間の目にさらされてしまう、非常にストレスフルな仕事をしている3人の若い男たちの陽気なインナーライフを視聴者のみなさんにお届けしたい」と、モリスとビーズリーはコメント。全6話構成となる本作は英BBC2にて放送予定で、キャスティングは発表されていない。

製作総指揮を務めるのは、『ザット"70sショー』を手がけ、プリミアリーグに属するリヴァプールFCのチェアマンでもあるトム・ワーナー。「イアンとモリスとは古くからの友人で、素晴らしいコメディ作家である彼らと一緒に仕事をしたいと願ってきた。リヴァプールでの経験をもって信頼性とユーモアに貢献できればと思う」とコメントしている。

モリスとビーズリーが手がけた『思春期まっただ中』は、2008年から2010年までE4で放送され、ジェームズ・バックリー(『ホワイトゴールド』)、ブレイク・ハリソン(『女捜査官テニスン 〜第一容疑者1973』)、ジョー・トーマス(『フレッシュ・ミート』)、サイモン・バード(『Mr.スキャンダル』)らが出演。英国アカデミー賞を受賞しており、TVシリーズ終了後も映画2本が製作されるほどファンに愛された。新シリーズでもこの4人のようにおバカ丸出しながらも長く愛されるキャラクターが登場するかどうかが楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

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『思春期真っただ中』レッドカーペットより
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