『ビバヒル』ブライアン・オースティン・グリーン、ルーク・ペリー逝去後初めてコメントを発表

1990年代に大ヒットした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)のディラン役で知られるルーク・ペリーが3月4日に急逝したことで、世界中のファンや関係者が悲しみにくれた。そんな中、同作でデビッドを演じていた知られるブライアン・オースティン・グリーンが、初めてコメントを発表した。米Hollywood Reporterが報じている。

3月14日(木)に始まったブライアン自身のポッドキャスト配信で心情を述べた。「ルークは特別な人だった。僕はまだ今も悲しみに暮れているよ。亡くなったことでルークについて話すなんて、今でもショックを受けている。誰でも、いつかは友だちや共演者の死に向き合う時が来ることはわかっていたはずだ。だが、こんなに早くなんて。52歳でなんて。こんな突然になんて」

続けて、「誰もルークのことを悪く言う人はいなかった。ただ素晴らしい人間だった。どこでだろうと、いつだろうと、どんなつらいことの最中であろうと、ルークはいつでもルークだったんだよ。彼は最高だった」と話した。

さらに、ルークの携帯にメッセージを送ったことも告白。「彼が亡くなった後に、テキストメッセージを送ったんだ。もちろん、返事が来ないことはわかっていたよ。だけど、どこかで返事をしてくれるんじゃないかって。まだ本当は生きているんじゃないかって。ルークはどこかにいると思うんだ。僕たちを天から見下ろしていて、微笑んでいることを僕は知っているよ」

ブライアンはこれまで、主要キャストがSNSでコメントを発表する中、沈黙を貫いていた。だが、このポッドキャストのローンチイベントのために、Instagramにプロモーションのイベントビデオを掲載したことでファンから批判されていた。ファンの中には、ルークについて何も言わないブライアンに失望したと書き込む者もいた。

このイベントは、奇しくも『ビバヒル』の舞台、ビバリーヒルズ高校のロケ地となったトーランス高校で開催されるものだった。そんなコメント欄に、ブライアンは「みんな、コメントありがとう。サポートしてくれたみんなありがとう。ルークの死はショックだ。多くの人が言ってくれているように、悲しみをどうやって消化するかは人それぞれだ。もし、楽しい夜に出席するのは時期尚早と思うなら、しない方がいい。みんな、それぞれの感情の経過を尊重するべきだ」と返信する形で書き込んだ。

ブライアン同様に沈黙していたケリー役のジェニー・ガースも批判を受けていた。彼女は、3月8日(金)の国際女性デーの日にちなんで、娘たちの写真を掲載。ルークの逝去から数日経っても何もなかったため、ファンにはこの掲載を疑問に思う者がいた。ジェニーはそんなファンのコメントに対し、「今日は女性を尊重する日だからこの娘たちの写真を掲載したの。何だとしてもお祝いなんてする気分ではなかったのよ。だけど、私の大事な友だちは、わかってくれると知ってるからそうしたの。彼だって子どもが全てだった。それに、彼のことを知ってる人ならわかるけど、ソーシャルメデャアなんてどうでもいいと思っている人だったわ」と書き込んでいた。

『ビバヒル』リバイバル版、『ビバリーヒルズ再会白書』Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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ブライン・オースティン・グリーン&ルーク・ペリー
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