1997年より7シーズンかけて放送された『バフィー~恋する十字架~』(以下『バフィー』)のリブート版が製作されるとのニュースは、当サイトでもお伝えしてきた通り。今回本作のスピンオフ『エンジェル』も、リブートする可能性があることがわかった。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
オリジナル版で全シーズンにわたり、エンジェルを演じたデヴィッド・ボレアナズが主演を務め、1999年に放送がスタートし、5シーズンにわたって製作されたスピンオフ作品『エンジェル』。
米CBSのトーク番組「The Talk」に出演したデヴィッドが、「『エンジェル』は、今年で20年を迎えるよ。あんな素晴らしいドラマに出演していたなんて、とても光栄なことだ。あの作品で、俳優として経験を積んだからね。エンジェルは大好きだ。だから、何かが起こるかもしれないね。多くは語れないけれど、今秋で20周年だから、何かを製作しているかもしれないよ」と、復活を示唆した。
共演者には、カリスマ・カーペンター(コーデリア・チェイス役)、グレン・クイン(ドイル役)、アレクシス・デニソフ(ウェスリー・ウィンダム‐プライス役)、ジェームズ・マースターズ(スパイク役)、ヴィンセント・カーシーザー(コナー役)などがいる。
デヴィッドは昨年秋、本家『バフィー』のリブート版を応援していることを語っていた。「誰もが懐かしがって古いものを恋しがるものだし、その気持ちは理解できる。昔僕らが演じた役を見たいと思ってくれるのは、最高だし、クールだと思う。だけど物事は前に進み、物語も発展するし時代も変わる。こういったリブートで現代社会における自分の立ち位置や、テクノロジーで何が出来るか表現できるのは素晴らしい機会だ。復活版が大ヒットして成功を収めることを願ってるよ」
『バフィー』『エンジェル』で活躍したデヴィッドは、シーズン12まで続いた人気犯罪捜査ドラマ『BONES』で、シーリー・ブースFBI捜査官を演じた。現在は、米CBSのミリタリー・アクションドラマ『SEAL Team/シール・チーム』に主演している。
出演する作品全てが、大ヒットしているデヴィッド。人気俳優だけにスケジュールが厳しい中で、『エンジェル』で何を見せてくれるのか期待したい。また本家『バフィー~恋する十字架~』のリブート版は、2019年米FOXで放送予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:
デヴィッド・ボレアナズ
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