『エレメンタリー』ルーシー・リュー、時代の先駆者を描く新作アンソロジードラマを手掛ける

人気犯罪捜査ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』で、ジョーン・ワトソンを演じるルーシー・リューが製作総指揮を務める新作アンソロジードラマが、米ABCで進行していることがわかった。米Varietyが報じている。

ルーシーが指揮を執るアンソロジーシリーズ『Unsung Heroes(原題)』は、その時代の先駆者になるために逆境を乗り越え、目標を達成した女性たちの語られずに終わった人生が描かれるという。第1話では、ハリウッドで有名になった初の中国系アメリカ人女優、アンナ・メイ・ウォンの活躍が綴られるとのこと。エキゾチックな美貌のアンナは"チャイニーズ・ヴァンプ"と呼ばれ人気を博し、ヨーロッパでも活躍した人物。『ピカデリィ』(1929)、『龍の娘』(1931)『朱金昭』(1934)などに出演し、1961年に56歳で亡くなった。現時点では、ルーシーがアンナを演じるのかどうかは不明だ。

ルーシーと共に、彼女の製作会社Framework Entertainmentを管理するマーイレン・マウカヒーと、ルサンヌ・セクンダ(『Sleepwalk with Me(原題)』)も製作総指揮に名を連ねている。

ルーシーが出演する米CBSの『エレメンタリー』は、今年放送予定のシーズン7で幕を閉じることが明らかになっているが、彼女はすでに同局の配信サービスCBS All Accessで製作される新作ドラマ『Why Women Kill(原題)』への出演が決まっている。同作は、異なる3つの時代を生きる3人の女性が、結婚生活における不貞行為に直面していく姿を描くシリーズで、ルーシーは80年代に生きるエレガントでオシャレで、自信に溢れたシモーンを演じることになっている。

ルーシーは、法律恋愛コメディドラマ『アリー・myラブ』のリン・ウー役で注目され、その後は『シャンハイ・ヌーン』や『チャーリーズ・エンジェル』、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』など話題作に数多く出演し、アジア系女優を代表する存在になった。

ファイナルとなる『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン7は、米CBSで2019年内の放送を予定している。見どころや視聴記録は、の海外ドラマNAVI作品データベースにて。(海外ドラマNAVI)

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ルーシー・リュー
(c)NYKC/FAMOUS